車の復活に向けた電子工作(3) 初代GSX1300R 隼のメーター解析。 | そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

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ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

ArduinoでCANのデータを抜く前に、Arduinoに繋ぐ自動車用のメーターを用意しないといけません。

 

物置を探してみたら、初代GSX 1300R 隼(ハヤブサ)のメーター(ジャンク)があったので、そいつを動かそうかなと思います。資料を探したのだけど、どこにも隼スピードメータのピンアサイン表(16ピン)が存在しません。

整備解説書を見たのですが、メーターパネルに接続される線はピン番号ではなく、ハーネスの色で書かれていました。実物のハーネスがあれば配線の色からどのピンに何の信号を入れればいいのかが解るというもの。

 

しかし、手元にあるのはメーター本体のみ。車体側のハーネスなんて持っていません。

となると、基板のパターンから追いかけるしかない。、

仕方ないので、スピードとタコメーターだけ動かすのに必要な線だけ拾い出しました。

 

解析結果::  下図

黒線(8番)と白線(9番)はGND,

オレンジ線(6番)が12V()IGN)、

黄色線(15番)はタコメーターです。信号は5Vピークの矩形波。

線を刺していませんが、13番ピンがスピードメーターです。信号は5Vピークの矩形波。

 

そのほか、今のところ分かっているのは、6番ピンをGNDに落とすとオイル警告灯がONです。4番ピンは、12Vを入れると、メーターの透過照明ONです。3番ピンをグランドに落とすと、ニュートラルランプONです、

 

この配線はGSX1300R 隼 の純正のハーネスの配線色とは違います&私の手元のジャンクメーターの解析結果で、正しいかどうかは保証できません。

上記コネクタ、(メータ裏向かって左に爪)とすると、爪のある近い列のピンが下から1番ピンで一番上(プリント基板の縁に近い側)が8番ピン,詰めの無い側の一番下が9番ピンで、一番上(基盤の端に違い側が16番ピン) ピン番号の根拠は、表面のシルクスクリーンCN1の上にあるプラスねじの左右の数字の番号に基づいています。(下の写真)

 

とりあえず、液晶に「CHEC」(警告)は出ていますが、12Vとグランドをつなぐと、

オープニングアクション(メーターがゼロからフルスケール迄動いてから再び

ゼロになる動作)をおこないます。

15番ピンに0-5V矩形波を流し込む。190Hzで12000rpmとなっている。

13番ピンに0-5V矩形波を流し込む。100Hzで80km/Hとなっている。

 

とりあえず、隼のスピードメーターとタコメーターをCANで動かすのならば、データをパルスの周波数に変換できればOKそうです。