450系スマートの バッテリー交換 | そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

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ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

 

最近、セルの回転が重い。

特に、エンジンを止めたばかりで、再びエンジンをかけるとき、

エアコンを切らないと、セルが回らない。

 

バッテリーを交換したのは、6年前。

 

輸入車用バッテリーって高いから、つい交換を先延ばしにしがち。

実は昨年の冬から、普通にセルを回すと、途中で回転が止まりそうに

なるぐらい弱々しく、「やばいな、そろそろ」と感じていたのをそのまま

やり過ごしただけなのだけど。

 

まあ、セルの回転が重い時はエアコンoffはお約束だけど、

昔のワイヤー式スロットル車/初期の電子制御スロットル車ぐらいだと、

セル回すときにアクセル開けると、マニホールドの負圧が下がる

(大気圧に近づく)ため、クランキングが軽くなるんですよね。

 

まあ、つま先はブレーキペダルを踏みながらかかとでアクセルを

半分開けるのはお約束ですが。

 

で、ハーフスロットルぐらいまでアクセルペダルを踏み込んだまま、

セル回して初爆を感じた瞬間にアクセルから足を離す感じというか。

 

これでバッテリー交換を1年延長できちゃったわけだけど、まあ、

出先でセル廻らないってリスク抱えて乗るのもねぇ。

 

言うてみればここ1年アクセル踏みながらエンジンかけていたけれど、

さすがに、エアコンをoffにしてさらに半スロットルでもセルの回転が、

おぼつかないとなると、そろそろ寿命だから変えよう、

という気になるというもの。

 

で、とりあえず450系スマートのバッテリー、ということで、

BOSCHのPSIN-5Kを購入。 注文して2労働日目の午前中に届いた。

 

AmazonでもYahooでも楽天でも、1万円前後で買える。

普及版グレードの輸入車バッテリーです。

 

昔は欧州車バッテリーというと、ボトムグレードでも2万円以上したのだから、

まあ、1万で買えるのなら、安くなったものだ。

あと、smartのバッテリーに高級品なんていらないです。

欧州系バッテリーメーカーで、メジャーなBOSCH、VARTAなどの

ボトムグレードを選べば問題ないです。

箱から出したバッテリ。

 

私のsmartは左ハンドルなので、右側(助手席側)の床下にバッテリーが収納されています。

 

カーペットを剥いで、発泡スチロールの踏み台(下駄)をどかせばバッテリーが見えてきます。

とりあえずブリーザーパイプを抜きます。

お約束通り、マイナスを外します。M10 の六角ナットを回す工具が必要。

そのあと、バッテリー固定用ステーのナット(M10 六角)を外します。

 

バッテリー固定ステーを外して、プラス側端子も外します。こちらもM10の六角ボルト。

ただし、上からアクセスできる。

 

ここまでくれば、あとはバッテリーを引き出すだけです。

とはいっても、13kgぐらいありますので、腰を曲げて持ち上げないように。

腕の力だけで持ち上げるべし。

 

ちなみにバッテリーを引き出すにあたって、私の流儀としては、外したプラス端子は、

シャシー(アース)に触れないように養生します。

 

今回はメモリーバックアップのためにバックアップ電源をつないでいませんが、

つないでいる場合には常時電源回路からバックアップ電源電圧が回り込んだり、

常時電源回路内にコンデンサがついていると、プラス端子をシャシーに

接触させるとパチンという場合があって嫌なので。

壊れることはないけど、気になる。

 

新旧バッテリー比較。

 

あとは新しいらしいバッテリーを載せて、ブリーザーパイプをつないで、

プラス線をつなぐ。

 

プラス端子のカバーはsmartでは使わないのですが、プラグ(赤い栓)を端子カバーから切りはなす。

 

使わないブリーザーホールを塞ぎます。

 

バッテリー固定ステーを取り付け、マイナス端子を取り付ける。

 

 

あとは、バッテリーつないだ後、リモコンドアロックが正常に動作するか

チェックしてから助手席側の足元の内装を元に戻します。

 

 

交換してみて:

 

軽々セル廻りますね。当たり前ですが。

あと、メモリーバックアップなしだったので、時計合わせと、

オーディオのパラメーターセッティングをこの後しました。