デザインは筋肉だ -35ページ目

デザインは筋肉だ

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「電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないため、かかりません」

「(関心という心の)電波の届かない場所(状況や環境やタイミング)にあるか、(人の話に耳を傾ける)電源が入っていないため、(心にひっ)かかりません」

話たくても圏外じゃどうしようもなく、スマホの電波が届いても、関心の電波が圏外なら、何をどう時間をかけて話せたところで通じない。

「いつでもつながっている」とは、=圏外ではないということなだけで、そこで対話や思いやりが生まれているかは別の話。「つながり」なんて最初から頑丈ではなく、そもそも脆くて曖昧が当然で。その脆さを強固にしていくために対話(時間)を重ねることが「つながりを強くする」ことになる。

つながりは脆くて当然。それをどう強くするか。時間をかけて強くする=待っているだけで強くなるわけではない。その時間を使って何を行動していたかで、つながりの強度が変わる。なにもせず「つながり」を信じているだけでは、簡単に切れてしまう。

現代の「つながり」も昔の「つながり」も脆かった。建前や褒めるだけじゃなく本音を言い合えたころは、結果的に傷つけたこともられたこともあったけれど、互いに「あなたに関心があるから言うんだ」という無意識のもとで、「私は俺はこう思う」という自意識のもとで、対話をしていた気がする。

傷つけるのが傷つくのが怖いからと、心に踏み込まず、踏み込まれることもなく、今にも切れそうな「つながり」を大切にする。

やっぱり「つながり」は脆いもの。そんな「人間関係」は脆いもの。

「人間関係はわずらわしいのに、つながりは大事にしたい」と言う。

同じだと思うのだが。