自分が欲しい情報だけを連ね、それだけを発信し、
自分が欲しい情報だけを拾い、それ以外を捨てる。
自分にとって不都合な情報を、正しく、「不都合な情報」として処理する。
自分にとって不都合な情報を、正しくなく、「嘘の情報」として処理する。
その情報の出どころを調べろだとか裏を取れということではなく、個人法人団体と好き勝手発信できるSNSで100%の真実を見分けられる術はなく、同じく100%の嘘を見抜く術もない。嘘の中に真実を交えて「嘘」を発信することもあれば、「真実」に嘘を交えて刺激を加えることもある。
AIは、「その時、欲しい情報」を勝手に広告で発信してくるし、「自分本位」の時代に向かわせて、人間関係=他人との関係性を希薄に導いていくきらいすら垣間見える。SNSや動画配信では、話題性で危機感を煽り→説明〜解決策提示→今ならお得!のテンプレ広告、結局儲かるは胴元。
欲しい情報は「お金になるかどうか」のみ。
SNSは、「お金になるかどうか」の基準で情報が発信され、「お金になるかどうか」の基準で情報を得ている。ビーガン推進動画や政治の裏側を語る動画も、「損をしたくない」という気持ちが働くので「お金」が絡んでいる。「見出し」だけの情報で真偽を確かめる術はない。ひと昔前のジャーナリストや聞屋では、これだと思えるところまで裏取りをし、名前を載せて記事を書く、誇りを感じられた。書いた本人の名前で締め括られていない記事は、真偽に関わらず、読む気にすらなれない。