光を背にして歩く時 | デザインは筋肉だ

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必死に目指した目標にやっと辿り着いた。そこは、光に溢れている。輝きに溢れた日々を送る。
ある日、その目標に興味が無くなり、辺りをぶらついてみた。ふと、自分の影が目に飛込んだ。

「自分の大きさ」に気づいた。
光(目標)を背にしたからだ。

手に入れた光を背にして歩く時、それは、次の光を探す旅の始まり。それは、光を手放す行為。
その行為は、勇気か、無謀か、好奇心か、欲望か、習性か。やっと手に入れたはずの光なのに。

光を背にした時、目の前に壁があれば、自分が投影される。その影に「自分の大きさ」を知る。
光を背にした時、目の前に何もなければ、地面に伸びゆく自分の影に「自分の身の程」を知る。

夜の多い人生には、光が必要。
光を背にした回数分、心の夜空に星は増える。光を探す途中で力尽きたとしても、それでいい。
その姿を見た誰かが、そんなあなたを「光」にするはず。誰かの星になれるなら、それもいい。