“働く男” の 『環境日誌』 -8ページ目

第1位 “ビジネスマンの父より息子への30通の手紙”

第1位 “ビジネスマンの父より息子への30通の手紙”    キングスレイ・ウォード



1987年に出版された本であるが、内容は普遍のものとして今読んでも十分に自分のためになる。


 会社経営者の父が二度の大手術をきっかけに自分の考えていること、教えたいことを当時高校生の息子のために書いた本である。本の中で20年が経ち、最後は息子に会社を任せる設定となっており、それまでの場面場面においてどのようなことを心がけていくべきかを30通の手紙として書き記している。

 ビジネスマンとしてのマインド、あるべき姿勢、生活のバランス、健康、部下とのやりとり、結婚、金銭感覚とテーマは広い。


◆学ぶことは教室を離れても終わらないことを強調しておきたい。 事実、本当の学習はそれから始まるので、成功の訪れを期待するためには今までにも増して学ぶことを重要視し、精力的に心がける必要がある。


◆数回の失敗なら結構だが、肝心なのはそれでつぶれないことである。主に方向感覚を失い、前進の仕方を学ぶ意志や欲求をなくしそのために失敗に溺れてしまってはいけない。


◆夢を見るがいい - 試すがいい - 失敗するがいい - 成功するがいい


◆歳をとって「私は機会に恵まれなかった」と言う人をは私は沢山知っている。・・・残りの10%は若いころに人生が自分に挑んだ戦いに応じなかったことを正直に認める。彼らがその挑戦状を突きつけられたときは、多くの場合勝つ条件がそろっていたと思われる。ただ、受けて立つ 勇気 がなかったのである。


◆君は人生が上り坂の連続であることを知るだろう。一つの課題を完了したと思うまもなく、次の課題が迫ってくる。着実に努力を重ねないならば君の失敗率は高まるだろう。成功する人としない人をわけるのはこの点である。


◆・・・顧客から見れば君に与えられる機会はただ一度、第一印象だけである。必ず下調べをして好印象を与えること。さもなければ少なくともその後二年間は努力しないとその顧客の心をつかめないだろう。


◆「沈黙は金なり」

1オンスしゃべるには1ポンド聴こう。

「馬鹿をさらけ出すよりは黙っていて馬鹿だと思われるほうがましである。」


◆読書の価値

「他人の過ちから学べ。 自分ですべての過ちを経験する時間はない。」

人の知識は経験の域をでない - 確かにその通りだが他人の経験を読むことによって自分の経験を広げることができる。


◆幸せとは

自分で自分のなかに育てた独特の、たったひとつしかない、ひとりひとりの心である


◆「他人が思い通りに動かないからといって腹をたてることはない。自分自身でさえ思い通りには動かないのだから。」


◆礼儀正しさにまさる攻撃力はない。

どのような攻撃力も礼をつくすことには及ばない。



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第2位 "ユダヤ人 大富豪の教え”

第2位 "ユダヤ人 大富豪の教え”    本田 健  氏


*今日は口語体で・・・


この本と1位に挙げた“ビジネスマンの父からxxx” は、なんというか色々な要素が詰まっています。

つまり今回、他に挙げた本や過去に読んだ内容が凝縮されているような感じなのです。


以前から本棚にはあって11月くらいに読んだんですが、内容が面白く一晩で読み、続編のユダヤ人 大富豪の教え(2) もすぐに買い、これまた一晩で読んでしまいました。それくらいに読みやすい上に内容が濃いのです。

そのあとも繰り返し読んでいます。(前にもお伝えしましたが単に読むだけでは実は何も行動に結びつかなかったりします。読みながら感じた事・考えたを書いておき、要点とともに別途纏めて、その紙を何度も読んで頭に入れないと。)



◆君が提供したサービスの量と質=受け取る報酬額


このセリフは、私を呪縛から解放しました。普通、「売上、利益を上げるためにxxx」という考え方になりがちでそういう考えも勿論大事な場面もある(すでに売上を伸ばしている企業)のですが、立ち上げ時はこういう考えよりもどれだけのサービスを提供するかを優先して考えたほうが伸び伸びと仕事ができる気がしています。

これは会社を立ち上げてみなければわからない感覚ではないかと思います。


登場するゲラー氏はケンに「サービスに没頭せよ」と言っています。

普通の人は与えられるものにしか興味を示さない。だから金持ちになれない。

スターや成功者と呼ばれる人は自分の仕事が楽しくてしようがない。「今度は何ができるだろうか?」とワクワクしている。つまり、与えることに没頭している。

「お金儲けのことばかり考えている連中より仕事が大好きでしょうがない人間のほうが成功するのだ。」

これをゲラー氏は“お金という呪縛からの解放”(自由人)と位置づけています。


◆自分の内面との会話を理解せよ


ゲラー氏は会話には2種類あるとケンに説きます。

それは普通の会話、すなわち外との会話、それと、自分の内面との会話です。

後者に関してはほとんどの人が存在自体を理解していません。 

しかし自分が何を考えているのかを書き示し、ビジョンや考え、感情を整理することが、『自分が愛するもの』に意識を集中することにつながると説きます。



◆フォーカスの力


ケンが孤島に置き去られパニックになりますが、これを通じてゲラー氏は人の精神状態が支配する力を教えています。普段ポジティブな意識にフォーカスをおくことで良い人生を切り開くことができる、と。

そして 今 に集中することの大切さ。

多くの人は未来か過去に意識が行っています。(私は未来ばかりでした・・・)


*このあたり『8つの鍵』と内容が似ていませんか?



◆アラジンの魔法のランプ


過去に達成できたこととできなかったことをリストにして考えてみると、達成できなかったことは実は大きな目で見れば達成されなくても 幸福度 に変化をもたらすものではなかった、とゲラー氏がケンに気付かせます。

多くの成功者はこの点に気付いている、と。


NTTをやめKDDIやeMobileを設立した千本氏が、講演で「起業時に思うとおりに事が進むのは、30%くらい。」とおっしゃっていましたが仕事という面ではここに通じるものがある気がしました。


◆目標の大切さ

*これも『8つの鍵』と共通する内容。


・「xxxすべき。」では続かない。人はxxxすべきと思うことほどできない。

・ワクワク感: モチベーションはガソリンのようなものであり達成できた時のイメージを普段からもつこと

・期限がない: 期限のない目標は “絵に描いた餅”


うーん、考えさせられます。 


◆パートナーの大切さ


ゲラー氏 「多くの見せかけの成功者は、パートナーシップの偉大さに気付かない。富を気付こうと思えば最愛の人と結婚しいつまでも幸せでいることだね。」


これも頭の痛いコメントだ。Happier でも書いたが自分は単純に喜びだけを求めていたに過ぎないのかもしれない・・・。

ちなみに、続編の『ユダヤ人大富豪xxx 2』ではこの辺りより具体的な指摘が入っています。



◆失敗とうまく付き合う


多くの起業家もよく言いますが、同じことをゲラー氏もケンに教えます。


「失敗は自分があきらめたときにのみ初めて失敗となる。」


「アメリカの大富豪は成功する前にたいてい自己破産している。ウォルト・ディズニーもその一人だ。

失敗したということは少なくともチャレンジしたということ。それだけでも大したものなのだよ。

大切なのはそこからカムバックできる精神力だ。」



他、色々本当に今の自分に色々なことを教えてくれた本となりました。



ところで本田健氏については経歴に関する情報があまりない・・・。


もしご存知のかた、いらっしゃったら是非教えてください!



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第3位 “強欲資本主義 ウォール街の自爆”

第3位 “強欲資本主義 ウォール街の自爆”   神谷 秀樹氏


神谷氏は、住友銀行で10年間勤めたのちドールドマンサックスに転職、のち独立し“ロバート&ミタニ LLC”を設立。(LLCとは相互会社のことである)

バンカーがいつの間にか自分の利益だけを考えるようになり、儲かればなんでもあり、という風潮を神谷氏は“強欲資本主義”と称している。


ニューヨークの投資家は日本人が考える2乗も3乗も強欲であると知っておくべきだ、という強烈な文句からこの本は始まる。

実際に読んでみると驚愕する事実が詳細に書かれている。

政府関係者の私利私欲にまみれた考え方。GMやCity Bankと言った企業のCEOの自分たちの利益だけを優先するやり方。

昨年の金融危機までに至った原因や背景も理解できる。


もうひとつ、私が思い出したのは先日の神田昌典氏の話である。

すなわち2015年以降の“心の時代”。

戦争が終わり、陸軍大将になることが正義とされていた時代が終わったように、次の時代で淘汰されるのは、私利私欲にまみれた投資家たちだという気がする。であれば、貨幣価値もちがう価値の媒体に置き換わる可能性が高い。それはおそらく幸福度、とか、社会貢献度、ということだと考える。


社会主義が終わり、資本主義も実は限界が近付いている、ということだろう。

資本主義はいつの間にか、株主の力を大きくし、自社の利益を優先する社会を生み出した。

結果、従業員の環境悪化、資源の無駄使いや環境悪化という結果につながっている。


『暴走する資本主義』と神谷氏の一連の著書を読むことでこのあたりの理解を深めることができる。



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◆暴走する資本主義

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