館山市沼という地名があり、そこに「沼サンゴ層」という天然記念物があります。



館山は現在世界で最も北に珊瑚が生息する場所です。珊瑚や熱帯魚を見に何度も館山を訪れ、間違いなく移住の決め手になってます。



このサンゴ層は6000年前にこの辺りが熱帯の海であったことを示しています。


でも観光スポットとしてはイマイチでした。

今日、館山市民音楽祭を聴いてきました。



コーラスの他、バイオリンやピアノのソロ演奏など、様々な出演を3時間弱に渡り楽しみました。



異色は障がい者のコーラス。感動しました。本当によく頑張ったと思います。


比較してはいけませんが、かつて江東区の合唱祭を聴きましたが、約50ものグループが午前・午後・夜の3部に渡り演奏するほどの大規模な合唱祭でした。


それに比べると館山の音楽祭は規模こそ小さいけれど、とても心温まる演奏でした。


小さい街だからこそ市民が参加しやすい音楽祭ができると思います。


かと言ってレベルが低い訳ではなく、小学生男児のピアノ演奏や中学生と高校生と思われる姉妹のバイオリンの独奏(一人ずつ演奏)など、全国コンクールレベルに匹敵する見事な演奏でした。


最後に館山市歌を全員で合唱、初めて聴きました。



曲はともかく、3番の歌詞、「冬なき空」と「常春うれし」が館山の温暖な気候を表してます。


今日も暖かい1日でした。気候も心も。

いつもジョギングしている館山湾の海岸、那古船形あたりの海辺に無数の黄色い木の実を付けた木がたくさんあります。



写真に撮り、調べてみたら、「センダン」でした。


この木の生育地は伊豆半島から西、伊豆諸島、四国、九州、沖縄の海岸近く、とのことです。


館山は生育地から外れていますが、これだけ無数に生育しているということは館山が温暖な地域ということでしょう。


北国で生まれ育った私は寒さが嫌いなので、真の温暖地に移住したことが嬉しいです。