数年前からNHKの朝ドラを見ています。


今朝の「ばけばけ」、ヘブン先生は松江の冬の寒さに耐えきれない様子ですが、私も子供の頃は北日本のとても寒い町で過ごしました。


真冬に部屋に置いたコップの水が朝には凍ることもしばしば。当時は北国でも家の造りは雑で、窓から隙間風が入るのは当たり前でした。


部屋には石油ストーブがありましたが、火災防止のため寝る時は消します。その途端に部屋の気温はみるみる下がり始めます。


小学校には校庭にスキーのための小山があり、スキーの日は登校時にスキーを持って行きます。


高校は自転車通学で、朝は氷点下15℃。油を差したチェーンが凍り、ひどい時は民家に寄ってチェーンにお湯をかけてもらったこともあります。


まつ毛が凍り、白くなります。空気が冷た過ぎて鼻から息が吸えません。


高校の体育の授業は時には雪上ラグビーをさせられました。


そんな子供時代を過ごしましたので、寒いのは大嫌いです。


寒冷地に住むご高齢の方は大変だと思います。私の祖父は冬に雪道で転倒して腰の骨を折り、半年入院していましたが、そのまま息を引き取りました。


寒い思い出を辿るとキリがありません。


寒い地方に住む方々のご苦労は身に沁みて分かります。どうぞご自愛ください。