もう7月。

学校の夏休みも近くなってきました。



新年度から息子の学校の通学班は

いつもより集合時間が少し早くなりました。

 

 

 

朝の5分って、大きいですよね。




子ども達皆

頑張って朝出発していました。

 

 

 

同じ班で

なんとなくいつも遅れがちな子がいました。

出発時間になったら

集まっている子だけで出発して良いよ

となっているので

 

 

 

いつも

時間になったら

全員いなくても出発していたのですが

 

 

 

 

ある日、

遅れがちな子を

今日は迎えにいってみよう。と

朝班の子と話していたそうです。

 

 

 


お家の部屋番号が分かる子と共に

お家の前に行き

インターフォンを鳴らして

「Aちゃんいますか?」と。

 

 


すると、

急いでお支度をして出てきてくれて

その日は班全員揃って

登校することが出来たそうです。



 

 

この日をきっかけに

いつも遅れがちだった子は

毎朝時間前に集合場所に

来る日が続き、

班全員で登校する日が増えたのです。

 

 


その子は、朝集合場所で

お喋りを積極的にするようになったり

学校内で見かけた時に

その子からお喋りしてくれたこともあったようでした。

 

 

 

 

Aちゃんは、班の子たちが

迎えに来てくれたことが

とても嬉しくて

やる気スイッチがポチッと

押されたんだなぁと思う出来事でした。

 

 

 

 

班の子たちは純粋に

一緒に登校出来るかな?!

迎えにいってみようかな。

と思って動いたんだと思います。

 

 

 

 

例えば、

学校で通学班みんなで登校したよと言いたい

先生に怒られないように

声かけてあげなきゃダメ

 

 

 

 

こうしなきゃダメだ。とやっていたら、

きっと

ピンポンしに行った時にも

「先に行ってていいよ」と

言われていたかもしれませんが

 

 

 

 

みんなで行けるといいな

呼びに行ってみようかなと

相手を思う気持ちだけで動いた結果が

 

 

 

 

班みんなで登校できる事にもなり

Aちゃんの気持ちも高まり

翌日からの状況も変わったんだなと思います。 

 

 

 

結果を得る為にやる

言われたからやるではなく。

早く来させなきゃ。と自己都合になったり、

Aちゃんはそういう子だからとせず




呼んでみようかな。


 

 

そうした自然に相手を思えると

相手も嬉しい

自分達も安心して過ごせるようになる結果へ繋がるのだと

間近で感じた出来事でした。