ティグアンのスピーカー交換♪ | coltraneのカーオーディオブログ

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愛知県名古屋市近郊、あま市のカーオーディオショップ「コルトレーン」のブログです。
ナビ取り付、スピーカー取付、プロセッサ取付、オーディオ調整、デッドニング、ピラー制作等の紹介や、その他カーオーディオに関する裏技や情報をご紹介します。


ティグアンさんの入庫です♪

こちらの車両は以前からのお客様の奥様の車両だそうです♪
自分の車だけでなく、奥様にも良い音で音楽を♪って、なんて素敵な心使いなんでしょう♪

と、ここまでなら美談として成立してるんですが、後々色々大変なことに。。。
意図せずマッチポンプ状態に陥ってしまいました^^;

そのお話は、また別の機会に♪


車室内

実は以前にも入庫いただいておりまして、その時にカロッツェリアのサイバーナビ「AVIC−CW902」と、ケーブルチューニングSTEP2、デッドニングSTEP2を施工させていただいております♪

純正オーディオから、プロセッサー内蔵のヘッドユニットに交換することにより、細かな音場、音響の補正を可能にし、システムの最上流のクオリティーを上げることにより音質アップを実現し、機器の潜在能力を引き出すパワーケーブルラインの強化、スピーカーへと欠損や変質の無いクリアな信号を運ぶスピーカーケーブルで、電気的な基礎固め、スピーカーの働く環境を改善するデッドニングで物理的基礎固めを行なってます♪

なんだか人間も一緒ですね〜^^
栄養満点で美味しい料理食べてれば、ガンガン働けますし、働いた分の結果がしっかり伴う労働環境があれば、より良い仕事ができます♪


CW902です♪

そうです、サイバーXではないのですが、それでも音は良いです♪
あの音がめっちゃ良い頃のサイバー以上です♪
ハイレゾも96/24まではネイティブ再生できます♪


俺のもハイレゾは再生できるぜー!!!


って方。
ちょっと待ってください!


それ本当にハイレゾでしょうか???
ちょっと脱線しますね^^;


1、再生ファイルは、ハイレゾフォーマットの物をダウンロードしてますか?
2、機器はハイレゾネイティブ再生に対応してますか?

現在販売されている音楽ファイルには、様々なフォーマットがあり、データ量が少ない圧縮音源や、非圧縮でもハイレゾではない音源なども存在し、気をつけて購入しないと、ハイレゾ聴いてるつもりが実はMP3だったって、結構良くある話だったりします。

2に関しては、完全に業界のマーケティングが原因で、逆にハイレゾをややこしくしちゃってます。

ハイレゾが再生できる機器の殆どが、より高音質ファイルを再生できるよう、ダウンコンバートって機能があります。
これにより、より多くの音楽ファイルが再生可能になるんです。

要はその機器で処理するのに都合が良いレートに変換するって感じです。
因みにMP3のような低いレートのファイルも、機器の都合が良いレートに置き換えてまして、それをアップコンバートって言います。

まとめると、どんな音楽ファイル(機器の再生可能なファイル)を読み込んでも、機器の都合の良いレートに置き換えて再生してるんです。

で、問題になるのが“機器の都合の良いレート”って部分。

CDのレートは44.1kHz/16bitってレートなんですが、機器の都合の良いレートが44.1kHz/16bitであれば、MP3ファイルも441にアップコンバートされる代わりに、ハイレゾファイルも441に変換されてしまうんです。

なんか騙された気分ですよね^^;;;

機器選びで重要なのは、その機器の都合の良いレートが幾つであるかって事です。
そのレートが441であれば、どんなファイルも441に変換されちゃいますので、せっかくのハイレゾファイルもCDと同じレートで処理されちゃいます。。。

買おうかな〜って思ってるハイレゾ機器があるなら「ハイレゾのネイティブ再生は幾つまでですか?」って質問をしてみると良いです。
96kHz/24bit以上であれば、正真正銘のハイレゾ機器です。
因みにハイレゾファイルの定義は、CDよりもハイレートである事で、ハイレゾ機器の定義とは少し違います。

ややこし^^;;;

こちらの車両は前回サイバーナビAVIC−CW902を取り付けさせていただいてまして、96kHz/24bitまでのハイレゾファイルがネイティブ再生可能です♪


話を戻します^^;

デッドニングは前回施工済です♪

しかし良い仕事しますね〜
誰がやったんだ〜???

おれだおれだおれだおれだ〜♪

ってくだりは、以前のやりましたね^^;


スピーカー開口部。

ワーゲン系って、ドア剛性が高い車両が多いのですが、ティグアンってちょっと鉄板薄いかも。

まぁこの辺りも踏まえてドア作ってありますので、大丈夫なんですけどね〜♪


純正スピーカー

こんな感じでリベットどめです。
リブ面積も小さく、固定強度は低いですね〜^^;
最近の車は、軽量化とかが重要視されてますので、車として考えた場合にはしょうがないのですが、オーディオ的には要の部分ですので、なんとかしたいところではありますね〜^^;


スピーカー真裏にあるレール。

スピーカー背圧の抜けを悪くするだけでなく、音波を振動に変換してしまいます。
これ結構痛いです^^;

でも、車購入時に確認できませんので、これまたしょうがないです。。。
このレールはガラス窓に繋がってますので、ガラスに直接振動を伝えちゃいます。

ガラスってリスナーに近いですよね〜
で、ガラスの固有振動数って、比較的高いです。
人の聴力の特性の、敏感な周波数あたりだったりします。
って事は、より異音として感じやすい。。。

って事で、甚だ簡単ではありますが、ちょちょっと対策してます。
これだけでも、やるとやらないでは大違いだったりします。

秘技!モードずらし!!!

なんだか妖怪の技みたいですね^^;
デッドニングする際の、1つの手法です♪


ツイーターは純正位置♪

オーディオ的には理想ではありませんが、インストール代の節約にもなりますし、見た目も純正のままですので、あまり仰々しくしたくないって場合にも最適ですね〜♪


ウーファーはインナーバッフル♪

ですが、明らかに剛性アップしてるのが見て取れると思います。

ここでの剛性不足は、実際は再生音として放たれるべき音が、他に化けてしまうって事です。
しかもお金をかけてシステムアップして良くなった、音楽にとって美味しい美味しい部分を食われてしまいます。

勿体ないです。。。


びしっ!!!

蹴っ飛ばしても壊れそうにないでしょ〜♪
これが剛性を出すって事です。
剛性を出すためなら、何をやっても良いですし、決してオーバークオリティーになる事はありません。

薄紙一枚の緩みが、美味しい部分を食ってしまいますので、軽視しないでほしいですね〜♪


と、今回は余談主体のブログになっちゃいましたね〜^^;

出音ですが、かなり良い感じです♪
車自体の剛性も高いですし、ケーブルチューニングで電気的な基礎、コルトレーン スペシャルデッドニングで物理的基礎を固めてますし、今回のスピーカー交換の際のバッフル交換で更に強固になってます。

ここに高性能なスピーカーを取り付けましたので、一気に出音は別次元になります♪

因みに今回選択されたのは、ダイヤトーンのDS−G300です。
私も好きなスピーカーです♪




今回も楽しいお仕事をさせて頂き、有難う御座いました♪