続きまして、スピーカーの交換です♪
選ばれたスピーカーは、ダイヤトーンのDS−G300。
実はこれ、私も結構気に入ってるスピーカーです♪
ダイヤトーンと言えば、スピーカーの老舗。
ホームユースのスピーカーでは、DSシリーズで一世を風靡してましたね〜
カーユーススピーカーも、その冠を継承しDSシリーズとして展開してるんですが、実は私、前はあまり好きじゃなかったんです^^;
古き良きダイヤトーンの音って言うんですかね〜
それを引きずっちゃってて、カーオーディオには向かないのでは???
あくまで私個人の趣向ですが、そう感じてました。
それがDS−G50から状況が一変。
伝統のダイヤトーンの音を継承しつつ、新たな魅力を感じさせる流れに。
その集大成がDS−SA1000。
高価なスピーカーですが、ダイヤトーンフラッグシップにふさわしい、このスピーカーにしか出せない音を実現してくれてます。
これはデモカーにも搭載してますので、お店で音の確認もできます♪
その流れをくむのが、今回使用するDS−G300♪
G品番ではありますが、SAのような正確な描写能力と情緒的な描写って相反する表現をこなす良いスピーカーです。
古きダイヤトーンの呪縛からも解放され、新たなダイヤトーンの音を確立させてます♪
いいスピーカーですよ〜♪
しょうがないです^^;
だってメーカーはオーディオ売ってるんじゃなくて、車を作り売ってるんですもん♪
でも、オーディオ好き、音楽好きから言わせてもらえるなら、やっぱちょっと悲しい^^;
先にも書いたように、オーディオではなく車を売ってるって前提がありますので、変な話オーディオの質がどれだけの物でも、音が鳴ってれば問題ないですので、どうしてもギリギリまでコストカットされちゃいます。。。
もっと悲しいのは、この事実をほとんどの人が知らないってことです。
良い音で好きな音楽聴けるって、特別な事になっちゃってるのかな〜。。。
じゃあ、とびきり特別な音に仕上げちゃいますよ〜!!!
先日当ブログでお伝えした、パワーパッドの長期欠品の件ですが、代替品をいくつかあたっておりまして、なんとかなりそうな感じです♪
お次はインナーパネルの制振。
完成♪
ロジウム端子♪
内張側
一見サービスホールがないように見えますが、写真左の黒いパネルと、右上部のパネルが外れます。
なので内部処理も問題なくできます。
もし開けられなくても、工数の多いコルトレーン のデッドニングですので、そんな時にも対応できちゃう柔軟性も持ってたりします〜♪
と、さらっと完成した感じですが、実はこのドア結構難しいんです^^;
先にも書いたように、サービスホールに蓋があります。
って事はドアが密閉される。
密閉された空間にスピーカーの背圧が閉じ込められるって事です。
勿論デッドニングの1つの目的として、背圧が室内側へ侵入しないようにする事がありますし、ホールを塞ぐって事は、ドア自体の剛性を上げることにもつながります。
でも、ただ単にドアの中に押し込められたエネルギーは、行き場を失い大暴れします^^;
何も考えずデッドニングしちゃうと、とんでもなく「ヌーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」って感じで唸っちゃいます。
閉じ込められたエネエルギーが、暴れにくいような仕組みを作り、エネルギーに逃げ場を作り、それでもインナー側に跳ね返ってくるものを、しっかり処理する事で、良いドアになります♪
最近はロジウム端子を指定される方が増えてまいりました♪
良いですね〜♪
ぶっちゃけ、ここだけは信用していただいて、無条件で入れちゃってください。
良いものは良いです^^;
ギボシは常に在庫してありますので、そこだけでも良いですし、全てロジウムにしたいって方は、事前にお知らせ頂ければ、施工日までに手配しときますし、ご依頼頂いたお仕事で、ノーマル端子からロジウムに差し替えるだけでしたら、ご自身で用意されたものを持ち込んでいただいても良いです♪
制振シートは、インナーパネル側でめっちゃ節約しました♪
というのもドアが薄く、内部処理が理想的な条件で行えませんので、その分を内張で負担してもらうからです。
内張は最後の砦!
頼もしい存在です♪
やっぱデッドニングは工数が多い方が良いです♪
車両により状態がまちまちですので、あっちがダメならこっちで対策って感じで、工法に柔軟性が無いと対応出来ません^^;
しかも私には、最強アイテムも保険として持ってますので、これまでなんともならなかったドアは無いです♪
という事で、全ての作業が終了いたしました♪
完成写真はと言いますと^^;;;
ごめんなさい^^;;;;;;;
つつがなく作業終了いたしております♪
ツイーターは付属のアタッチメントを使用し、機能美インストール。
ウーファーはインナーバッフルでインストールしてます。
音ですが、やっぱりG300良いです♪
色っぽい言うまで情緒的では無いですが、ちゃんと色香を感じる魅力的な音です♪
唸るドアですが、キッチリデッドニングの効果もあり良い感じです♪
今回はG300でしたので、いつもより少しドアは鳴らさない方向でチューニングしたのですが、彩速ナビのエントリーモデルって、アンプが弱いかも^^;;;
実は当初、サイバーXを入れる予定だったのですが、お客様のリクエストでスピーカー交換を優先し、ナビは暫定で彩速にしたんです。
心配してた部分にすっぽりはまっちゃいましたね〜^^;
音ってバシッと出て、バシッと止まらないと、次の音の準備が出来すに、グダグダになっちゃうんです。
それを実現するために、スピーカーメーカーは物理的なアプローチでバシッと止まり、バシッとした信号を受けた時にバシッと制動するコイルやマグネットなどを吟味し作り上げます。
ドア作りでは、スピーカーがしっかり仕事ができるように環境を整えまた、せっかくのスピーカーの仕事を台無しにしないように、ドア自体をコントロールします。
今回はこの2つはクリアしてます。
で、残るのは、、、
スピーカーに入ってくる信号です。
しっかりした信号であれば、しっかりなる環境なんですが、ちょっと弱い感じですね〜^^;
現状良い感じでまとめてありますが、まだまだ実力を秘めた良いシステムですので、機会があればシステムアプしてみてくださいね〜♪
今回も楽しいお仕事をさせて頂き、有難う御座いました♪