続いてデッドニングです♪
①でも書いてますが、ハイエースのドアは、強度や構造など、ちょっとオーディオ的には難しい一面を持ってます。
でも大丈夫です♪
物理は飛び越えることはできませんが、弱点を見極め対策すれば、これまでコルトレーンで施工してきたハイエースさん同様、良い音になります♪
写真を見ていただいてもわかるように、プレスラインも少なく浅いです。
ドイツ車も似た傾向なのですが、ドイツ車は鋼板が厚く強度がしっかりあるのに対し、ハイエースは鋼板も薄いです。
勿論、世界のトヨタさんの設計ですので、車両の安全運行には問題ない強度が出てると思いますが、オーディオ的にはちょっと不利なファクターとなります。
鉄板を溶接したりして強度を出すって手もありますが、プレスラインの入り方を見れば、どの部分の強度を出したかったのか、どこがどの方向で弱いのかってのがわかりますので、潰すところは潰しますが、逆に生かす方向でのチューニングも可能です♪
写真は内部処理が終わってますが、既にこちらでも対策してあります♪
シート施工です。
結果から行っちゃいますと、たぶんハイエースのデッドニングは、これでコンプリートでも良いレベルになったと思います♪
勿論更に上のレベルは目論んでますが^^
これまでいろいろ試してきたことを、一挙にフィードバックしてみました。
自分の車で色々試し、大失敗もしましたが、いろいろ精査出来ました♪
このドアの特徴は、強い部分が無いことです。
通常のデッドニングでは、強い部分をまず探し、弱い部分をどうするのかって手順で考えるんですが、強い部分が無い。。。
って事は、シートを貼っても固有振動数が下方向に変化するだけで、吸収してくれる割合が低くなります。
振動モードを上手くコントロールして、シートに頼らないデッドニングが主体となります。
な〜んて、偉そうなことを書いちゃいましたが、結局収まらなかったので、秘密の素材使っちゃいました^^;
今回は、シートめっちゃ節約したので、やってる途中にこれやばそうかな〜って、なんとなくわかってたんですけどね〜^^;
秘密の素材あって良かった〜^^;
実は1つ秘密にしてたことがあります。
写真を見ていただければわかりますが、デッドニング中って、車両ハーネスって外してあるじゃないですか?
これを上の写真のように元の状態に戻すと、音も変わるんです。
実はこれも、しっかり計算して、作業を進めてるんです♪
ハーネスつけると音が良くなるんです♪
インナーバッフルも取り付け完了♪
バッフルが、、、
今回はバッフルもそのまま使用する予定だったんですが、、、
経年で加水分解しちゃってまして^^;
これではバッグつの機能を果たせませんので、急遽ワンオフ制作いたしました♪
完成♪
なんだか、サウンドナビがあるだけで、室内が一気にしゅっとしますね〜♪
めちゃめちゃ高級感がでます!
ね?
まさに音に見合ったデザインといった感じです♪
現在販売されてるナビの中で、サウンドナビとサイバーナビは、音質に関しダントツで音が良いです。
現ラインナップでは、サイバーナビが後発ですし、あの強いサイバーナビが帰ってきて2代目となりますので、どうしてもサイバーナビに話題性がありますが、サウンドナビの実力もサイバーに負けてないです♪
サイバーナビが、次世代テクノロジーと設計者のセンスで高音質を実現してるのに対し、サウンドナビは、正統派と言いますか、しっかりお金がかかってる音です。高級感がある音色ですね〜♪
どちらも、技術者がしっかりと音に向き合って作られた良い機器です♪
気になってる方も多いかと思いますので、もう少しだけサウンドナビ、サイバーナビの特徴を♪
サウンドナビが持つアドバンテージとしては、音に雰囲気があります。
色気といっても良いかもしれません。
高級機には必ずこの雰囲気ってのが存在しまして、サウンドナビのそれは、ダイヤトーン伝統の物で、使い手の心をくすぐります♪
高性能高音質ではあるんですが、ダイヤトーンの音を再現するための手段といった感じで、高性能を前面に出すってよりは、音楽性を重視した感じの音です。
調整機能としては同等なのですが、EQのレベルが0.25デシ単位だったりと、より細かい調整が可能です。
クロスオーバーは2way+サブなんですが、パッシブネットワークを使用した場合、3way+サブシステムが組めます。
ハイレゾはネイティブ再生は出来ませんが、192kHz/24bitのFLAC、WAVまでの再生が44.1kHz/24bitにダウンコンバートされ再生出来ます。
あと、画面がめっちゃ綺麗です!
私は音質しか興味がないのですが、それでも毎回動作確認のため表示させる画面に驚いちゃってます^^;
サイバーナビのアドバンテージとしては、これまで培ってきたテクノロジーと、それを駆る技術者のセンスだと思います。
これまでも高性能を前面に押し出した、ニュートラルな音創りでしたが、サイバーナビはこれまでとは違う匂いを感じます。次世代の音?
勿論カロッツェリアのこれまでの音は踏襲してますが、よりリアルを求めたかのような音です。
性能を上げたからこそ表現できる、オーディオとは少し質の違う雰囲気があります。
調整機能はサウンドナビと同等ですが、EQのレベルなどは0.5デシです。
分解能が高く遊びが無いですので、EQパラメータを変更した時の音の変化が明確に出ます。
位相変化もわかりやすく、扱える腕さえあれば、強い武器になります。
ハイレゾは96kHz/24bitまでネイティブ再生可能で、PCMは192kHz/24bitのFLAC、ALAC、WAV、DSDは2.8、5.6まで96kHz/24bitにダウンコンバートされ再生できます。
ナビ性能は多分ダントツです。
アクションを起こした時の演出が、スタイリッシュでカッコいいです。
とこんな感じですかね〜♪
と、また脱線が過ぎました^^;
ハイエースさんの音です!
ドア良いです!
スピーカーのついてる位置も結構キツイ場所なんですが、しっかり対策してありますので、しっかり動いてくれてます。
サウンドナビらしい、高級感のある音ではありますが、しっかり高音質ですので、雰囲気だけで押し切るタイプとは一線を画し、しっかり音楽に心酔出来ますよ〜♪
今回も楽しいお仕事をさせて頂き、有難う御座いました♪