ルーテシアを最後の一滴まで絞り出しチューニング♪ | coltraneのカーオーディオブログ

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愛知県名古屋市近郊、あま市のカーオーディオショップ「コルトレーン」のブログです。
ナビ取り付、スピーカー取付、プロセッサ取付、オーディオ調整、デッドニング、ピラー制作等の紹介や、その他カーオーディオに関する裏技や情報をご紹介します。

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追い込み調整です♪

システムは下記リンクからご確認できます♪
https://search.ameba.jp/search.html?q=ルーテシア&aid=co-coltrane

超高音質で話題のダイヤトーンDS-SA1000を搭載した、ハイエンドなシステムです♪


この車両を製作した当時、SA1000の素性がまだ掴みきれておらず、聴いたのも試聴機を一度だけでした。
得られた情報を参考にできる限りのことはしてましたが、やはり読み違ってた部分や、施工的にも構造上、理想を実現できなかった部分もあり、エージングが落ち着いてきたタイミングで、手直し&変更&極っ極まで追込みをかけます♪


正直、ここに書く施工のコスパは、お世辞に高いとは言えません^^;
ですが、機器の変更や他の部分では改善出来ない部分や、めっちゃ繊細な部分には劇的に効いたりします♪
お店の究極のノウハウです。
このレベルのノウハウは、基本的な部分の施工へもフィードバック出来ますし、ここを知るからこそベクトルがブレず、1つ1つの施工を組み上げられます♪

こちらの施工は、インストールの基本部分、機器レベルが一定以上じゃないと施工をお受けしてません。
他部分にまだ余力がある場合、そちらでなんとかした方がコスパも良いです^^;

行き着くところまで行っちゃった方のご褒美チューニングですね〜♪


今回のテーマは、SA1000をしっかり鳴らす!


既に私が知るSA1000の一番良い音はこのルーテシアですが、分析的に聴いた場合、点数を取りこぼしてる項目がいくつかあります。

ここを重点的に追込みます。



では、今回唯一新規投入のブツです♪
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何でしょうね〜♪

そうです♪
メタルバッフルです♪

既にバッフルトップには入ってますが、こいつはベース側に入るバッフルです。
半分に切れてるのにも、ちゃんと訳があります♪

これは、ある程度スピーカーのエージングが進んでいるのみも関わらず、ウーファーの上の上の帯域の音が、ツイータにちゃんと乗っかってなく、ゾッとするようなリアルさが出し切れてないので、インストール側の問題と判断し、その部分の改善を目指し投入します。



バッフル部
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大きいサイズの座金を投入し、バッフル固定強度を上げます。
メタルバッフルはこのバッフルとインナーパネルを挟むように取り付けるんですが、ここでも固定強度がげられます。

出音から推察し、ここまでやってあれば大丈夫そうな感じです♪
万が一足らなかった場合は、まだまだ手段はあります♪

副産物として、スピーカーフレームがグランドに落ちますので、ここでも音質アップ出来ちゃいます♪


他にもスピーカー周りの磁場のコントロール、ドア固有振動数を下げ方向へ調整、共振エネルギーの誘導などなど盛りだくさん♪
当店で取り付け以降、エージングによる音の変化まで確認してきてる車両なので、ピンポイントで対策が打てます♪



完成です♪
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奥に光るのが本日投入のメタルバッフルです。
カバ合板バッフルを、ぎゅーっとサンドしてます♪
M6ボルトで固定してるんですが、めちゃトルクをかけられます♪


なんかカッコ良いですね〜♪
シュッとしてます♪
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レザーも張り替え♪
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実はこの車両制作時、スピーカーはメーカー欠品中でして、カタログでサイズを確認し製作したんですが、塗装の膜厚が厚くなっちゃったらしく、外形がカタログ値よりも大きくなってて、スピーカー取り付け部がかなりタイトになってて、脱着が非常に困難に^^;

で、今回はバッフルのスピーカー取り付け部を広げた上、レザーも張り替えました♪

写真は撮り忘れてしまいましたが、助手席足元に埋まってる機器のカバーをもうちょっと荷重に耐えられるものに変更しました。
15mm程度床が上がっちゃいましたが、ある程度荷重にも耐えられるようになりました♪



匠の音魂入れを残し全行程終了です♪
丸一日みっちりかかってますが、やってることと言えば些細な部分の積み重ねです。
ちょっと後押ししてあげたり、ちょっと整理して上げたりって感じです。

でもこれがエグいほど効くんですよね〜♪
既にある程度までのレベルに達してる状態ですので、良くも悪くも施工の結果が出やすいです。
外せば顕著に悪くなる代わりに、ハマれば相当エグい所まで行っちゃいます♪


匠の音魂入れです♪
匠の音魂入れは、エントリーシステムであっても、今回のようなハイエンドシステムであっても、全く同じクオリティーで、全く同じ手順で行われます。
勿論調整項目や出音の情報量で、多少は異なりますが、目指す音のベクトルは全く同じです♪

実はこれすごいことなんですよ〜!



結果ですが。


イイです!!!!!
気になってた部分は、ほぼ完全に改善されました!
クオリティーの底上げも実現できましたし、プラスアルファで得られた物も多かった!

この音を文字で表現すると、なんとも陳腐な表現しか浮かんできませんので控えますが、これまで車では聴いたことがない音に仕上がりました。
ちょっと異次元です♪


しかしSA1000凄いです!
めちゃめちゃ扱い辛いです!
以前"エリカ様"と表現したのですが、まさにその通り!
一分の隙もない環境を作ってあげれば、清楚で妖艶で貞淑で奔放で猟奇的な音を奏でてくれるんですが、少し気に入らないと本来の仕事をしてくれません^^;



興味がある方は、ちょいちょいお店に遊びに来てくれるお客様ですので、タイミングが合えば聞かせていただくと良いですよ〜♪





今回も楽しいお仕事をさせて頂き、有難う御座いました♪