中国レポート -第5回- | KANSAI Buyer's world

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「関西版購買ネットワーク」に参加しているメンバーの日常をつづるブログです。

こんにちは。三山智大です。
おっと、気付けばこの関西ブログ、12月更新記事がなーーーーーい。
ということで、久しぶりの中国レポートです。


ご存じの方もいらっしゃると思いますが、中国ではスーパーや百貨店など以外では「価格交渉」することが日常茶飯事です。というのも、値札がついていないので「いくら?」と聞かざるを得なくて、そうすると「ちょっと高いなあ」ということで価格交渉になってしまいます。また私みたいな外国人は吹っかけられることもあるので。


あと、日本でよく見かける「SALE 20%off」みたいな店先の表示も中国にはあって「8折」と表示されています。「折」は「○○掛け」の意味で、「8折」なら「8掛け=20%off」の意味です。ところが「8折」どころか「2折」みたいな表示も頻繁に見かけます。これって80%offってことです。もとの価格は何?って聞きたくなりますが、「こんなに安くしてますよ」「こんなに安く買えた」ということなのでしょうか。


っん?どっかで聞いた話のような。


あと、実際にあった話ですが、友人がある場所で
友人:「これいくら?」
店員:「40元」
友人:「半額の20元にして」
店員:「じゃあ、30元で」
友人:「高いから帰る!」
店員:「あっ、ちょっと待って!いくらなら買うの?」
友人:「2つで50元なら」
店員:「OK


また別の場所で
友人:「これいくら?」
店員:「15元」
友人:「これ、先日別の場所で250元で買ったのに(涙)」


この友人、「とりあえず半額から」という習慣なんですが、これって店員の言い値を是として、それをベースに話をスタートしてるのかなと思います。ベースにするのは、「自分の目」=「価値を見極める目」でありたいと思う日々。でも「80%offで買えた」と内心喜ぶ今日この頃です。


みなさん、よいお年を。
そして来年もまたよろしくお願いします。