サンレモ音楽祭の事を1年間書き続け、少しお休みを頂くことにしましたが、これは書くまでの準備に相当時間をかけないと出来ないためで、色々書いたものがありますので、ブログに出していきましょう。ちょうどサンレモ音楽祭のレコード紹介にもなりそうです。
 
 ちょうどヤフオクに出品中(2013年11月7日夜終了)の説明文がありますので、他にもありますし時間の許す限り、載せてい行きたいと思います。
ちなみに私のヤフオクのアドレスは
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/cnz27hrio  です。宜しければご覧ください。
 
※注 ジャケット画像は出品の物ではありません。出品のものと品質は違っていおります
 
1 ◆カンツォーネLP国内盤アンナ・オクサ他◆第28回サンレモ音楽祭
GP- 566 19785月年発売 SEVEN SEAS – キング) “第28回サン・レモ音楽祭(FESTIVAL DI SAN REMO 1978)” 発売時定価 非表示の国内見本品です。付属品は、写真に写っているジャケットと歌詞カード、盤のみです。帯は付いていません。収録曲は写真でお確かめください。
 
70年代の後半になると出場曲が減り、キングもRCAイタリアーナの曲を映画のサントラでよく知られているカム(CAM)・レーベルを通して収録しています2位の“青春”アンナ・オクサ、3位リーノ・ガエターノ“ジャンナ”がそうでした。
 
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2 ◆カンツォーネLP国内盤ホモ・サピエンス他◆第27回サンレモ音楽祭
GP- 483 19776月発売 SEVEN SEAS – キング) “第第27回サン・レモ音楽祭(FESTIVAL DI SAN REMO 1977)” 発売時定価 非表示の国内見本品です。付属品は、写真に写っているジャケットと歌詞カード、盤のみです。帯は付いていません。収録曲は写真でお確かめください。
 
77年は多分音楽祭史上最少の参加曲12曲になってしまいました。上位3位を選びすべて入賞曲(finalista)にしています。優勝はホモ・サピエンスの“涙の日曜日(Bella da morire)”でチェッカーズの大ヒット曲に似ていますが、ホモ・サピエンスの方が古いのです。3位の“モニカ”を歌ったサント・カリフォルニアは“トレビの泉(TORNERO)”のヒットを出したグループでこの年はなかなかの曲者が揃っていました。.
 
 
3 ◆カンツォーネLP国内盤カマレオンティ他◆第26回サンレモ音楽祭
GP- 425 19765月発売 SEVEN SEAS – キング) “第26回サンレモ音楽祭 (FESTIVAL DI SAN REMO 1976)” 発売時定価 非表示の国内見本品です。付属品は、写真に写っているジャケットと歌詞カード、盤のみです。帯は付いていません。収録曲は写真でお確かめください。
 
イタリアの不況と音楽界はロック・グループとフォーク・ロック系の台頭で旧来の歌謡曲歌手が人気を失って、75年はメジャー・レーベルがほとんど参加せず、サンレモ音楽祭も、ジャンル別対抗の形式を取りマイナー・レーベルのお祭りになってしまいました。その反省か76年はスター達を多く参加させています。
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4 ◆カンツォーネLP国内盤レ-モン・ルフェ-ブル◆第23回サンレモ
GP- 317 1973年発売 RIVIERA – キング) “失われた愛を求めて/レーモン・ルフェーヴル (RAYMOND LEFEVERSAN REMO '73)” 発売時定価 2,200円の国内正規品です。付属品は、写真に写っているジャケットと盤のみです。演奏曲ですから歌詞カードはありません。帯は付いていません。収録曲は写真でお確かめください。
 
イタリアの不況が進みサンレモ音楽祭も長年続けてきたダブル・キャストも遂に廃止して、曲を歌う歌手は一人になってしまいました。サンレモは新曲コンテストなので、曲の出来不出来を審査するには、アレンジや個性の違う歌手の歌で判断するのが合理的と考えていたので、違う方法をとりました。ヨーロッパで有名な楽団に演奏してもらう事にしました。この方式は56年(第6回)に新人コンテストを兼ねた時、イギリスのジョージ・メラクリーノ楽団を招きました。この時の25cm盤も出品していますので、ご覧ください。
 
 
5 ◆カンツォーネLP国内盤チンクェッティ他◆第23回サンレモ音楽祭
GP- 316 19736月発売 SEVEN SEAS –キング) “失われた愛を求めて/サン・レモ1973(SAN REMO 1973)” 発売時定価 2,200円の国内正規品です。付属品は、写真に写っているジャケットと盤に帯が付いています。収録曲は写真でお確かめください。良い状態です。
 
 イタリアの不況が進みサンレモ音楽祭も長年続けてきたダブル・キャストも遂に廃止した年です。ペピーノ・ディ・カプリが“. 失われた愛を求めて”が優勝し、今までナポリのロック・ン・ローラー歌手とみられていた彼がナポリを代表する歌手にステップを上がって行きました。
 
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6 ◆カンツォーネLP国内盤サンニア他◆第21回サンレモ特別見本盤
DY-4606-1 19715月発行 SEVEN SEAS –キング) “第21回サンレモ音楽祭(全14曲)ダイジェスト盤(FESTIVAL DI SAN REMO 1971 DIGEST)” 国内特別見本品です。付属品は、写真に写っているジャケットと盤のみです。収録曲は写真でお確かめください。ジャケットの下の部分に4ヶ所のホッチキス穴があります。
 
 2枚組の“第21回サンレモ音楽祭”の販売用見本品です。この年はRCAイタリア勢が強く優勝“恋のジプシー”、2位“ケ・サラ”、3位“みなし児”を掻っ攫っていきました。
.恋のジプシ- (IL CUORE E' UNO ZINGARO)
.ケ・サラ (CHE SARA')
.みなし児(194334日) (4 MARZO 1943)
.夕べの瞳 (COM'E DOLCE LA SERA STASERA)
.ほほえみとパラダイス (IL SORRISO, IL PARADISO)
.今日の13物語 (13, STORIA D'OGGI)
.水晶の瞳 (BIANCHI CRISTALLI SERENI)
.薔薇のことづけ (ROSE NEL BUIO)
.シ-ツの下 (SOTTO LE LENZUOLA)
10.
ある物語 (UNA STORIA)
11.
この胸にふたたび    COME STAI?
12.暗闇を突っ走れ (LA FOLLE CORSA)
13.
最後の夢見る人 (L'ULTIMO ROMANTICO)
14.
ニンナ・ナンナ (NINNA NANNA)
1
パオロ・メンゴリ (MENGOLI,PAOLO (vm))2 パルティチェッレ、{} (PARTICELLE,{LE} (compl))3 リナルド・エバスタ (EBASTA,RINALDO (vm))4 マリ-サ・サンニア (SANNIA,MARISA (vf))5 セルジョ・メネガ- (MENEGALE,SERGIO (vm))6 アグアヴィ-ヴァ (AGUAVIVA (compl=sp))7,11 ジャンニ・ナザ- (NAZZARO,GIANNI (vm))8 ジリオラ・チンクェッティ (CINQUETTI,GIGLIOLA (vf))9 アドリア-ノ・チェレンタ- (CELENTANO,ADRIANO (vm)) 10 セルジョ・エンドリゴ (ENDRIGO,SERGIO (vm))12 マルクとマルタ (MARK E MARTHA (duo)) 13 ピノ・ドナッジォ (DONAGGIO,PINO (vm,orch))14 カテリ-ナ・カセルリ (CASELLI,CATERINA (vf))
 
 
7 ◆カンツォーネLP国内盤ディノ・コキーニ◆ムード・イン・サンレモ
YS- 2155LT 19696月発売 COLUMBIA –日本コロムビア) “ムード・イン・サンレモ’69 (FESTIVAL DI SANREMO 1969)” 発売時定価 1,900円の国内正規品です。付属品は、写真に写っているジャケットと盤のみです。演奏のレコードですから歌詞カードはありません。帯は付いていません。収録曲は写真でお確かめください。ジャケットと盤のレーベルに管理番号シールが貼ってあります。ジャケット裏に大きなゴム印が押してあり、テープの補修がしてあります。放送曲の放出品です。
 
 イタリアでは、自社の歌手が出場していなくても、他の歌手や若手が歌ったカヴァー盤が多く出ています。大スターミーナのように、サンレモに出たオリジナル歌手よりヒットするシングルを出しますが、これは別格の話で、多くはこのディノ・コキーニのように演奏盤を出すことも多かったようです。
 
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8 カンツォーネLP国内盤リタ・パヴォーネ他◆第19回サンレモ音楽祭
GW-  178 1969520発売 SEVEN SEAS – キング) 第19回サンレモ音楽祭 FESTIVAL DI SAN REMO 1969 発売時定価 ,000円(2枚組)の国内正規品です。付属品は、写真に写っている歌詞カードのついた見開きジャケットと盤のみです。帯は付いていません。収録曲は写真でお確かめください。若干傷みが目立ちます。
 
 イタリアのよい時代の最後の頃のサンレモ音楽祭が華やかだった盤です。24曲が出場し14曲入賞体制でした。この年の話題はかのスティービー・ワンダー(Stevie Wonder)が出場したのですが、予選敗退してしまったことでしょうか。バブリーだったのです。
 
 
明日につづく