全順位が確定しましたの。曲目リストを再掲します。
 フィレンツェ在住(と思います)s i g n o r e s a b u  さんがブログでメンゴーニの優勝曲の訳詞をされています。http://blogs.yahoo.co.jp/signoresabu/37918492.html?vitality の内容もよかったのですね!

<チャンピオン部門>
 

優勝曲 Marco Mengoni マルコ・メンゴーニ (vm) 2010年
L'essenziale 本質的な (R. Casalino, F. De Benedittis) 出版社 52%
・Bellissimo 美しい (G. Nannini, Pacifico, D. Tagliapietra) 出版社 48%
◆1967年参加 ルイジ・テンコ/ダリダ “チャオ・アモーレ・チャオ(CIAO AMORE CIAO)”

 
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マルコ・メンゴーニ (vm) Marco Mengoni
1988年12月25日ローマの北北東50kmにある町ロンチリオーネ(Ronciglione)生、歌手。
サンレモ音楽祭 2013年の優勝者。2009年第3回「Xファクター」優勝、2010年サンレモ音楽祭第3位(“CREDIMI ANCORA”)。
 
2009年第3回「Xファクター」でモルガン(Morgan)が審査員をする16~24歳カテゴリの参加者として選ばれました。12月2日「Xファクター」最終選で優勝し、300,000 ユーロの賞金、レコード会社の契約権、サンレモ音楽祭の参加参加選考権を得ました。彼はメジャーのソニー・ミュージック・イタリアと契約します。また、ジャーナリスト、ラジオ・パーソナリティーによる批評家賞も受賞します。
12月3日にリリースされたシングル“Dove si vola”は、「Xファクター」の決勝で歌った曲でした。 このデビュー曲はイタリアの音楽産業連盟 [FIM] ランキングで単独1位となりました。翌4日に最初の EP(ミニLP)“Dove si vola” をリリースしました。60,000枚売上の最初のプラチナEPを取りました。
X ファクターに勝つための権利、2010年2月に行われる第60回サンレモ音楽祭に“Credimi ancora”という曲で出場します。メンゴーニも曲作りに参加している曲でした。新人ながら本選の第3位となります。この結果EP“Re matto”再リリース。アルバムはイタリアの音楽産業連盟 [FIM]公式販売チャート4週連続第1位維持しました。2010年夏中、彼は“Re matto”ツアーで忙しくすごしました。その後もヒットに恵まれ、10 月MTVヨーロッパ音楽賞を獲得し、彼はヨーロッパのMTV史上最高栄冠を獲得した最初のイタリア人歌手でした。
2013年サンレモ音楽祭に優勝したので、2013年ユーロ・ヴィジン・ソング・コンテストのイタリア代表に決定しました。
 
レコード会社は2009年~現在 RCA ItalianaSony Music Italia) アルバム2、シングル4、EP3枚
 


第2位 Elio e le Storie Tese エリオ&ストリエ・テーゼ (compl) 1996年
★La canzone mononota カンツォーネ・モノノタ (S. Belisari, S. Conforti, D. L. Civaschi, N. Fasani) 出版社
・Dannati forever 無限地獄 (S. Belisari, S. Conforti, D. L. Civaschi, N. Fasani) 出版社
◆1964年入賞 ロベルティーノ/ボビー・ライデル “かわいいキッス(UN BACIO PICCOLISSIMO)”



第3位 Modà モーダ (compl) 2005、2011年(エンマと一緒に)
★Se si potesse non morire あなたが死ぬことができなかった場合 (F. Silvestre) 出版社 61%
・Come l'acqua dentro il mare 海の水のように (F. Silvestre) 出版社 39%
◆1965年入賞 ピノ・ドナッジォ/ジョディー・ミラー “この胸のときめきを(IO CHE NON VIVO (SENZA TE))”


4位 Malika Ayane マリカ・アヤーネ (vf) 2009,2010年
・Niente 何も (G. Sangiorgi) 出版社
・E se poi そしてもし (G. Sangiorgi) 出版社
◆1969年入賞 リカルド・デル・トゥルコ/アントワーヌ “愛の妙薬(COSA HAI MESSO CAFFE')”

5位 Raphael Gualazzi ラファエル・グァラッツィ (vm) 2011年
・Sai (ci basta un sogno) あなたは知っている(私たちはただの夢) (R. Gualazzi) 出版社 62%
・Senza ritegno (R. Gualazzi) 出版社 38%
◆2001年優勝 エリーザ “ルーチェ(LUCE (TRAMONTI A NORD EST))”

6位 Daniele Silvestri ダニエレ・シルヴェストゥーリ (vm) 1995,1999,2002,2007年
・A bocca chiusa 口を閉じて (D. Silvestri) 出版社 61%
・Il bisogno di te あなたが必要 (D. Silvestri) 出版社 39%
◆1972年8位 ルチオ・ダルラ “グランデ広場(PIAZZA GRANDE)”

7位 Max Gazzè マックス・ガッツェ (vm) 1999,2000,2008年
・Sotto casa 階下 (M. Gazzè, F. Gazzè, F. De Benedittis) 出版社
・I tuoi maledettissimi impegni あなたの忌々しい約束  (M. Gazzè, F. Gazzè, M. Buzzanca) 出版社
◆1969年5位 ナーダ/ロークス “なんて寒い(MA CHE FREDDO FA)”

8位 Chiara Galiazzo キアラ・ガリアッツォ (vf) 初
・L’esperienza dell’amore 愛の経験 (F. Zampaglione) 出版社
・Il futuro che sarà 将来になります (F. Bianconi, L. Chiaravalli) 出版社 60%
◆1989年入賞 ミア・マルティーニ “宇宙の中であなただけ(ALMENO TU NELL'UNIVERSO)”

9位 Annalisa アンナリーサ(vf) 初
・Non so ballare ダンスを知らない (E. Meta) 出版社
・Scintille スパークス(きらめき) (D. Faini, A. Galbiati) 出版社
◆1981年 優勝 アリ-チェ “エリ-ザ(PER ELISA)”

10位 Maria Nazionale マリア・ナツィオナーレ (vf) 2010年(ニーノ・ダンジェロと一緒に)
・Quando non parlo 私が話せないとき (E. Gragnaniello) 出版社 48%
・È colpa mia (P. Servillo, F. Mesolella) 出版社 52%
◆1988年優勝 マッシーモ・ラニエリ “愛を失う(PERDERE L'AMORE)”

11位 Simone Cristicchi シモーネ・クリスティッキ (vm) 2006、2007(優勝),2010年
・Mi manchi あなたがいなくて寂しいです  (S. Cristicchi, R. Pacco, F. Di Salvo) 出版社 48%
・La prima volta che sono morto 私は初めて死んだ (S. Cristicchi, L. Pari) 出版社 52%
◆1968年優勝 セルジョ・エンドリゴ/ロベルト・カルロス “君を歌う(CANZONE PER TE)”

12位 Marta sui tubi マルタ・スイ・トゥービ (compl) 初
・Dispari 奇数 (G. Gulino, M. Boschi, C. Pipitone, P. Pischedda, I. Paolini) 出版社 37%
・Vorrei 私はしたい (G. Gulino, M. Boschi, C. Pipitone, P. Pischedda, I. Paolini) 出版社 63%
◆1959年8位 ベティー・クルティス/ ウィルマ・デ・アンジェリス “ネッスーノ(NESSUNO)”

13位 Simona Molinari con Peter Cincotti シモーナ・モリナーリ (vf) と ピーター・シンコッティ (vm=a) 初
・Dr. Jekyll and Mr. Hyde  ドクター・ジキル&ミスター・ハイド (L. Luttazzi) 出版社 46%
・La felicità 幸福 (C. Avarello, S. Molinari, M. Vultaggio) 出版社 54%
◆1959年4位 ユーラ・デ・パルマ/トニーナ・トリエリ “あなた(TUA)”

14位 Almamegretta アルマメグレッタ (commpl) ナポリのバンド、初出場
・Mamma non lo sai ママは知らない (Raiz, Gennaro T e P. Polcari) 出版社 
・Onda che vai 行く波 (F. Zampaglione) 出版社
◆1966年参加 アドリアーノ・チェレンターノ/トリオ・デル・クラン “グルック通りの若者(IL RAGAZZO DELLA VIA GLUCK)”
 
※出場曲の邦題は翻訳ソフトによる直訳です。




新人部門決勝の前に「サンレモ・ストーリー」がチャンピオン部門の歌手たちで、過去のサンレモ音楽祭の名曲が歌われました。全部聞くには時間がかかり、紹介は今となりました。
「Rai.TV World」のRai ReplayでRAI UNOのタイムテーブルの日時指定して、再生すればご覧になれます。
 
 
最後にサンレモ音楽祭の慣習として各出場曲の指揮者(マエストロ)は作曲者か編曲者がするのですが、音楽祭全体の指揮者(マエストロ)は日本では「プログレの人」としてしか見られていなかったマウロ・パガーニ(MAURO PAGANI)があたっていました。35年の時の経過でしょうが、大変落ち着いた風格のあるマエストロになっていたのが、新鮮に映りました。
 
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 また、司会のファビオ・ファツィオ(Fabio Fazio)と女優・コメディアンのルチアーナ・リッティツェットLuciana Littizzettoの二人は最初見た時は、「こんなので良いのか」デコボコ・コンビと思いましたが、最終日まで見ていて往年の「ザ・ベスト・テン」の久米宏、黒柳徹子の司会を彷彿とさせました。出来れば来年もこの二人の司会(プレゼンター)でサンレモ音楽祭を見たいものです。