艦船侵入や傷害など5罪に問われた反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の抗議船「アディ・ギル号」元船長、ピーター・ベスーン被告(45)=ニュージーランド国籍=に対し、東京地検は10日、東京地裁(多和田隆史裁判長)で開かれた第4回公判で懲役2年を求刑した。弁護側は「人体に危害を加える意図はなかった」と傷害罪については無罪を主張、執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は7月7日に言い渡される。

 ベスーン被告は日本語で最終意見陳述し「調査捕鯨は国際法が禁じる商業捕鯨に当たり、違法で残酷な行為」と持論を展開した。一方で「捕鯨する日本人を嫌っていたが、間違った考えだったと気付いた。(日本人は)思いやりがあって寛容で尊敬できる。今後は誰も傷付けたくない」と述べた。

 検察側は論告で「(被告の行為は)SSが長年続けてきた組織的な妨害活動の一環で、危険かつ悪質。化学薬品を目に浴びた乗組員は失明の恐れも感じており、厳罰を望むのは当然」と指摘。弁護側は弁論で「酪酸入りのガラス瓶は人のいない場所を狙って発射した」と主張した。【伊藤一郎】

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 厚生労働省は5月26日の政策会議で、2010年版厚生労働白書(暫定版)のポイントなどを出席議員に説明した。今後、議員から6月16日までに意見を集めて最終版に反映させるという。最終版は8月中に閣議に報告される予定。

 10年版厚労白書のテーマは、「生活者の立場に立つ信用される厚生労働省」。冒頭の「はじめに」では、年金記録問題や薬害肝炎問題をはじめ、国民の信頼を失墜させる問題があったと振り返り、「率直にお詫びを申し上げたい」などとしている。
 同白書は、第一部「厚生労働省改革元年」、第二部「世界に誇る『少子高齢社会の日本モデル』の確立」の2本柱。
 第一部では、▽厚生労働省の反省点▽厚生労働省改革への取組み―を盛り込んでおり、旧社会保険庁をめぐる問題や薬害肝炎事件、内部改革が主な論点となっている。
 第二部では、▽国家の危機管理への対応~新型インフルエンザ(A/H1N1)を中心に~▽「少子高齢社会の日本モデル」の構築と現下の政策課題への対応―をテーマにしている。
 「日本モデル」は現在検討中で、最終版には盛り込まれる予定。

 会議後、記者会見した長浜博行厚労副大臣によると、出席議員からは「いつもの(白書)とは違う」「(冒頭の)反省のインパクトに違和感がある」などの意見が寄せられたという。

 長浜副大臣は議員から意見を集めることについて、「(長妻昭厚労)大臣の強い意思で皆さんの意見を求めたいということだった」と説明。「これから意見を頂いて、暫定版からさらにブラッシュアップしていく」と述べた。


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