中国の中でも経済の中心都市とされる上海。そこには出張者も含めると10万人近い日本人が滞在しているといいます。
10万人といえば、ちょっとした都市の人口です。
当然、その10万人の日本人をターゲットにした様々な商売が存在します。
上海に住んでいる(出張者の場合は短期滞在しているという表現になります)わけですから、
当然、中華料理に慣れていかないと食生活で様々な不具合が生じてきてしまうわけですが、
調味料や油といった料理の基本になる材料自体が日本のものとは違うわけで
なじめる人はなじめるが、なじめない人はなじめないという現象が起こってきます。
私も何回か「本場の中華料理」を頂いたことがありますが、独特の調味料の味になじめず、決して「おいしい」とは感じられませんでした。
大体上海に3日も居ると、日本食が恋しくなってくる人が多いと聞いています。
私も例に漏れず、滞在3日目の朝には、インターネットで上海にある日本料理屋さんを検索、そそくさと日本食を求めてホテルを後にしたものでした。
上海では古北エリアという上海中心部から西に車で20分ほど行ったところに、いわゆる日本人街というものが作られています。
そこには数多くの日本料理店が軒を並べ、「はて、ここは中国だったっけ?」と錯覚してしまうような光景が広がっています。
上海の観光について