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白い暖炉

土曜日、パリ20区のアパルトマンに住む知人の家に行きました。

典型的なアパルトマンで、螺旋階段のような木製の階段や、中庭に面する窓辺の細工を見ては、こんなところに住んでみたいと思ったものでした。なかでもこの暖炉は気に入りました。おそらく今は使われていないようで、煙突に通ずる穴には新聞紙が詰めてありました。何でもない普通のおうちなのに、こんなふうに装飾に凝って作られてい、それが当たり前のようになっているところが、ヨーロッパらしくてよいなと思います。


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おそらく白を基調としたお部屋のようで、キッチンの流しも、ステンレスの台ではなく、白塗りでした。


ブラジルが好きな住人のAは、トロピカルな飲み物が好きなのか、ラム酒にライム果汁とカソナードを加えた飲み物を勧めてくれました。よくこちらのバーでも見かけるそうです。外で飲むより、家で作るほうが安く作れると言っていました。香りはよかったけれども、アルコール度55%とかなり強く、半分ぐらい残してしまいました。他の酒豪といわれる人たちも、飲みにくいと言って、ビールを飲みまくっていました。


私たちは8人で押しかけて、そのあと3人が合流して、全部で11人いたのですが、立ち去り際に誰もかたす気配無しなのでこれはよくないと思って、ひとりで飲み物の空き瓶やグラスを流しまで運んでかたしていたところ、うっかりグラスをひとつ割ってしまいました。あまりに割れやすくてびっくりしたものの、よけいなことはするものではないなと、ちょっと反省です。


Aの家でまったりしたあと、深夜1時半頃になってみんなでブラジル風ナイトボックスに行きました。Aがみんなを招待すると言って、入場料を払ってくれました。やさしいAです。が、一緒に行った人たちは昼間サッカーの試合だったからか、あるいはすでに飲み過ぎていたからか、踊らずに眠りこけていました。


サンバだとか、その他ブラジルの音楽をたくさん聴いたのは初めてで、なかなかよいなと思いました。どうでもいいけれど、ナイトボックスを出てからタクシーを探しながら歩道でも音楽無しで踊っているAがめちゃめちゃかわいらくして、自分もあんなふうに踊れたらよいのにと思いました。スポーツ関係の連盟に勤務するAは、2013年にお仕事でブラジルに出掛けるそうです。ブラジルにぞっこんといった感じで、音楽だけでなく、ポルトガル語もかなり勉強しているそうで、フランス訛りのあまり感じられないポルトガル語を喋ってくれました。