ルーブル(4)
イタリア絵画の中に、後世のシュルレアリスムを予感させるような絵画あった。
シュルレアリスムをよく知る人からしたら、「全然違う」と言われそうだし、たしかに本質は異なると思うが、何か似ているのだ。
いくつか紹介したい。
左は、言わずと知れた洗礼者ヨハネの首。アンドレア・ソラリオの作。(Andrea Solario, La Tête de saint Jean-Baptiste, 1507.) ヨハネの首を要求したサロメの話は壮絶だが、この絵画の洗者ヨハネは肖像のように美しく、首とお供え皿という妙なコンビネーションが、静かにマッチして一つの作品世界をなしている。身体部位の切断とクローズアップがシュルレアリスムを思い出させる。
右は、フィレンツェ生まれのアニョーロ・ブロンジーノ『小立像を持つ男の肖像』 (Agnolo Bronzino, Portrait d'homme tenant une statuette, 1671.)。ブロンジーノは『本を持つ若者の肖像』(メトロポリタン美術館蔵)も製作しており、そちらは古典的な肖像画である。この『小立像を…』は、持ち物が本から小立像に代わっただけとはいえ、なぜかシュルレアリスム風なのだ。たぶん、小立像がオブジェには見えず、人に見えるからだと思う。まるで異次元の悪魔か天使と、この肖像画の主人公が一緒に並んでいるかのようだ。
そのほか、伝統的な肖像画のように見えるものの、20世紀のルネ・マグリットの作風を思わせる作品を見かけた。
たしかに、衣服や後ろの背景が少し単純化されている点、この肖像画自体革新的であるが。特に後ろの雲がマグリットっぽい。(リファレンスは後ほど追加するつもり)
シュルレアリスムをよく知る人からしたら、「全然違う」と言われそうだし、たしかに本質は異なると思うが、何か似ているのだ。
いくつか紹介したい。
左は、言わずと知れた洗礼者ヨハネの首。アンドレア・ソラリオの作。(Andrea Solario, La Tête de saint Jean-Baptiste, 1507.) ヨハネの首を要求したサロメの話は壮絶だが、この絵画の洗者ヨハネは肖像のように美しく、首とお供え皿という妙なコンビネーションが、静かにマッチして一つの作品世界をなしている。身体部位の切断とクローズアップがシュルレアリスムを思い出させる。
右は、フィレンツェ生まれのアニョーロ・ブロンジーノ『小立像を持つ男の肖像』 (Agnolo Bronzino, Portrait d'homme tenant une statuette, 1671.)。ブロンジーノは『本を持つ若者の肖像』(メトロポリタン美術館蔵)も製作しており、そちらは古典的な肖像画である。この『小立像を…』は、持ち物が本から小立像に代わっただけとはいえ、なぜかシュルレアリスム風なのだ。たぶん、小立像がオブジェには見えず、人に見えるからだと思う。まるで異次元の悪魔か天使と、この肖像画の主人公が一緒に並んでいるかのようだ。
そのほか、伝統的な肖像画のように見えるものの、20世紀のルネ・マグリットの作風を思わせる作品を見かけた。
たしかに、衣服や後ろの背景が少し単純化されている点、この肖像画自体革新的であるが。特に後ろの雲がマグリットっぽい。(リファレンスは後ほど追加するつもり)
