D15 ちょっと難しい話 | きょうだいがほしい

きょうだいがほしい

2人目不妊治療中です。
治療の日々をつづっています。

息子は現在9歳。
2年前、息子が七夕の短冊に書いた願い事を、タイトルにしました。


今日の昼に、昨日成熟して顕微授精した卵の受精確認の電話をしました。


しかし、現時点では、正常な受精は確認できていないということでした。

精子は確実に入ってはいますが、受精の反応が見られないというようなことを言っていました。

明日、分割確認の電話をして、移植できる状態であれば移植になります。

そのとき、またこの受精卵についても報告してくれることになっています。


なんとなく、明日は移植にならない気がします・・・。

すっかり気持ちが落ち込んでしまっています。


いつも、卵は取れるのに、移植できる受精卵にはなかなかなりません。

この1個正常受精した卵ちゃんが、運命の子だというのなら、6個中1個でも全然いいけど。

辛い治療や高額な治療費を考えると、なんとも現実は厳しいですね。



今回、毎日注射と採卵数も多かったので、腹痛がまだ続いています。

卵巣の腫れや腹水が少しはたまっていたのかなと思います。

胃が圧迫される感じや、下腹部だけでなく上腹部も張って痛い感じ。


最初は、採卵して痛みに耐える(実際はそんなに痛くないよ)ために力が入ってしまったために

筋肉痛かもって思っていたけど、やっぱ違うみたい。


どうして、私は異常受精が多いのか、顕微にしても異常受精になってしまうのか。

ここまでくると、なにか理由があるはずだとおもい調べてみました。


顕微での異常受精は、卵子側に要因があるようです。

私の場合は抗核抗体が640倍という強陽性であることがわかっています。


これは自己免疫疾患で、自分自身を攻撃してしまう、ちょっと狂った免疫機能。

だから、卵子を攻撃してしまい、良好な卵子が育たないらしい。


というわけで、採卵周期にはプレドニンを微量に内服して免疫機能を抑えています。

これも気休め程度かもしれませんが。


調べていくにつれ、同じように抗核抗体陽性の人が、顕微にしても多核受精を起こしてしまうという結果がのっているものを見つけました。


以下のページです。



http://www.armt.net/IVPNews_excerpt/vol69p06.pdf


http://plaza.rakuten.co.jp/embryologist/diary/201107200000/



抗核抗体陽性と不妊の因果関係はまだ確立したものはなく、こうしたらいいというものもありません。

しかし、自分と似ているなぁと思いました。

そして、あまりうまくいっていない。


自分が妊娠することが、果てしなく難しい問題に思えてきました。