簗田寺で知足安分の精進料理 @町田 ときとそら | マーガレット3のブログ

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開山1629年

 

町田の東向山 簗田寺(りょうでんじ)は

2023年4月に 宿坊「泰全」と食堂「ときとそら」の営業を始められて

 

マミフラワー町田指定教室の山口美知子先生にご案内頂き

念願の

精進食堂「ときとそら」に行ってきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランチ(昼食)のこと、斎座って言うんですね

 

 

この美しく見事なご膳は、

境内の植物や地域の方の丹精した野菜やかんぴょう、

 

ご住職の奥様が手をかけた滋味溢れるもの。

 

一つ一つの食材に効能があり、丁寧に説明の栞もあって

 

体の中に沁み込んでいく滋養が優しい。

 

 

 

 

 

 

奥様は今日のご膳に使われた食材のことを

 

「ときのもの」とお話してくださり、

 

今、生えている野草、

今、採れる薬草、季節のめぐみ

 

『ときのもの』

 

旬、という言い方より、もっともっと

いま、このときを

大切にされている自然とともにある感じがします

 

すべての設えが美しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ときとそら」では

 

 

水木は朝がゆ

火水木は精進カレー

金土日が精進御膳が提供されています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に

白湯と枇杷茶が提供されて

 

 

 

 

色合いも美しい

見事なお膳が運ばれてきました

 

月変わりのメニューなので

毎月 楽しみに来られる方も多いそうです

 

 

 

 

トンカツに見えるのは

車麩のカツ

 

発芽玄米と

柿酢のご飯

 

薄い桜色のかんぴょうの煮物も

雪の下の白和えも

じゅんさいの酢の物も

 

 

美味すぎる~~

 

 

山口先生と

ご住職の奥さまです

 

 

奥様がすべてのメニューを考案し

丁寧に作って

提供されています

 

 

 

 

こちらの

「ミズ」

 

山菜の王様と言われるほど滋養と滋味たっぷり

 

まくわうりのお漬物とともに

 

 

 

『ミズ』という山菜

 

境内のあちこちに

このように。

 

 

 

 

 

私は

初めて知りました

 

 

 

お食事の後の

甘味は

こちらも素晴らしい

簗田寺の山椒入りの

 

水無月

 

 

 

 

敷いてあるのは

赤芽柏(あかめがしわ)

 

 

 

 

お庭の赤芽柏がこちら

 

 

 

 

空に向かって

大きく柏の葉を広げてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柿?・・??と思った橙色の甘いものは

奥様が丁寧に丁寧に(腕が痛くなるほど!)捏ねて作った

黄な粉飴、そして

その上にちょこんと乗っているのは

 

かの有名な、京都の大徳寺納豆!!!

 

一緒に食べてみて、と言われて

口に運ぶと

 

 

ほんのりとした黄な粉の甘みと

大徳寺納豆の気品ある塩気が最高です

 

 

 

 

水無月も山椒でぴりっと

美味しい

 

お飲み物は黒豆茶と珈琲が選べて

 

珈琲もお隣の工房で焙煎している美味しい珈琲

 

 

 

 

 

山口先生のご指導の下

赤芽柏の葉は

このまま懐紙に挟んで

 

持って帰らせて頂きました

 

 

 

 

 

この後も

心整う

簗田寺お庭散策と

宿坊見学は続きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知足安分

まさに、今、ここで

足るを知る、という

 

今の状態がやすらかだと分かること

 

不安のない心安らかで

充足された心地よさのことだそうです

 

 

『500年先の学校』という取り組みも始まったそうで

町田はFC町田ゼルビアの躍進とともに

歴史ある簗田寺さんの地域に開かれた『今』そして『未来』への取り組み、すごいです