ちいさいころ。
おばあちゃんの家がどんな間取りだったか、
椅子があったのか座布団だったのか
ぜーんぜん記憶がないのに
玄関あがってすぐのところに
空色の毛をした犬のぬいぐるみがあって
そのナイロンの匂いや
少しゴワッとした手触りとか
つまんないことを覚えている。
となりには
藤娘の日本人形が飾ってあって
こどもにはかなり不気味。
いや。もしかして、、、
ふだん飾っていたのは日本人形だけで
空色のわんちゃんは
ちいさな私を喜ばせるために
わざわざ出しておいてくれたのかもなぁ。
それにつけても
昭和のおもちゃの愛らしさよ
あの頃の自分をよろこばせる気持ちで
こんな刺繍を作ってみました。
空色のわんちゃんとは
ちょっと違うタイプです。
ピンブローチにしてminneで販売予定です。お気軽にお問い合わせくださいね。