外出制限やらなにやら

なにかと「制限」が出ている昨今ですが

ことアートに関しては

あれダメこれダメって言わないで。

 

何十年も昔むかし

パステルという画材に出会った高校生は

技法の情報も画材も十分にない環境で

もくもくと描いて描いて描いて

 

本腰入れてデッサンを学ぶことも

色に関する教育も全部拒否して

 

独自の路線を歩んだ先に

はい、この作品があります。笑

↓  ↓  ↓

 

画用紙を切ってマットにした、取り急ぎのざっくりな額装。

 

 

 

私にのびのびと絵を描かせてくれたのは

その高校時代に手紙の交流があっただけの

(一方的にファンだった)パステル画家と

大学時代に「そのままで」

私のなにをも壊さなかった芸術家の教授。

 

 

今。

刺繍はステッチから学ばなくちゃ

目を揃えてきれいに仕上げなくちゃ

なんて、どこかのタイミングで言われていたら

またこうした作品も生まれなかったわけで。

 

 

だから、描きたい気持ちを封じ込めるような

学びやアドバイスより

もっと大事にせにゃならんことはあるさーと

 

ふっと思った朝。

 

 

あっ。私のこれはたぶん「刺繍」ではないのですよ。

針と糸で描く「絵」。

 

子どものらくがきのようにすいーっと自由な表現です。