鉄は熱いうちに打て | 「ニッポン城めぐり」運営ブログ

鉄は熱いうちに打て

今日3月12日のトップニュースで、アメリカが自国に輸入される鉄鋼・アルミニウムに25%の追加関税を課す措置を発動するという報道がありました。

 

日本からは経済産業大臣が訪米して適用除外を直談判したものの、どうやら撃沈した模様です。

 

 

ところで、今から165年前にそのアメリカへ使節団の一員として渡り、鉄鋼の重要性を痛感して帰国後に横浜製鉄所を作ったのが、先日2027年のNHK大河ドラマとして発表された「逆賊の幕臣」の主人公・小栗上野介忠順(ただまさ)です。

 

忠順は、ワシントン海軍工廠を見学した際、製鉄や金属加工、工業製品における日本との圧倒的な技術格差に驚愕したといわれます。訪米使節の首席は新見正興で忠順は目付としての帯同だったものの、経験や能力の高さから事実上の代表として扱われたそうで、訪米中には当時のブキャナン大統領にも会っています。

 

関税やらなんやらで目下世界をかき回している現職の例の大統領。忠順だったらどのように渡り合うでしょうか。

 

ワシントン海軍工廠での使節団(忠順は前列右から2人目)

 

忠順が作った横須賀製鉄所は後に造船所・工業施設となり、その後の日本の近代化の礎となりました。現地には忠順の胸像も建ちます。それゆえ、大河ドラマの放送にあたっては横須賀がゆかりの地となることは間違いありません。

 

長く幕臣であったことを考えれば“江戸”もそれにあたりますがフィット感はあまりありません(千代田区に出生の地の説明はあります)

 

一方、忠順の主な所領として上野国群馬郡権田村(群馬県高崎市倉渕町権田)があり、徳川慶喜が新政府軍への恭順を決めた後に同地へ下っています。権田の東善寺は忠順の墓所にもなっており、ここはもっともゆかりの深い地といえるでしょう。

 

また、権田へ下る途次、忠順は埼玉県の大宮の普門院というところに立ち寄っています。同院は忠順の祖先で、家康の家臣だった小栗忠政が復興させた小栗氏の菩提寺です。現在も代々の墓が残り小栗上野介招魂碑が建っています(忠順の先祖が家康の時代から徳川家に仕えていたことを今回初めて知った…)。

 

 

アプリの運営者として、新しい大河ドラマが発表されると例年ビジネス臭を漂わせながらゆかりの地を掘り起こしては城と関連付けようとするんですが、ご覧の通り、今年同様残念ながら“城”とはほぼ無縁でした...。


唯一、前述の普門院が、ニッポン城めぐり3,000城の登録城でもある大成館跡でもあるということくらいでしょうか。

 

 

鉄は熱いうちに打て。

 

新大河ドラマが発表され、運営チームの中で小栗熱が高まっているうちに新しい企画を!と息巻いたものの、何も良案は思い浮かびませんでした…。

 

こうなったらもうみんなで徳川埋蔵金を探しに行くツアーでも企画するか…。

 

 


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