新紙幣発行を前に
新しい日本銀行券特設サイトスクリーンショット
昨年末、財務省と日銀は新紙幣を2024年7月3日に発行すると発表しました。あと半年もしないうちに、市場に新しいデザインの紙幣が流通することになります。
とはいっても、自販機や精算機が新紙幣に対応するのは大仕事でしょうから、当分は新紙幣持っていても使えない、というケースも多そうです。むしろ、キャッシュレスオンリーの自販機などが増える契機になるのかもしれません。
20年ぶりとなる今回の刷新では、1万円札が“近代日本経済の父”と言われる渋沢栄一に、5千円札が日本で最初の女子留学生としてアメリカで学んだ津田梅子に、1千円札は破傷風の治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎に、それぞれ変わります。
新紙幣のデザインを見れば一目瞭然、新たに肖像に採用された偉人たちはすべて写真です。いや、むしろ歴代の日本銀行券を見ても、写真じゃない人、つまり写真が発明される以前の偉人は少数派です。自分がリアルに記憶するところでは、聖徳太子くらいでしょうか。
なぜ飛鳥時代から写真が発明されるまでの時代がほとんどポッカリ抜けているのかは知りません。肖像“画”だと、誰もが知ってる武田信玄が武田信玄じゃなかったかもしれない問題などが起こりうるから！？詳しい人がいたら教えて下さい。
いずれにしてもこの流れだと、今後も戦国武将が紙幣に採用される可能性は極めて低そうですし、近い将来、紙幣自体なくなるかもしれないので、新紙幣が発行される前にせめて夢を語れる場を提供したいと思います。
本日19時から、「戦国世論調査」で新しいお題「紙幣にふさわしい戦国武将は？」を開始します。
思い入れのある戦国武将一人の名を挙げてもらってもいいですし、1万円札が誰々、5千円札が誰々、と複数名記入してもらってもOKです。
選択肢なしの完全フリー記入の世論調査ですので、ぜひお気軽にご参加下さい。そして他の人のコメントを見て幻の紙幣への想像をたくましくして下さい。
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