続日本100名城スタンプ制作秘話
今日はゴールデンウィークの中日ということで、普通にカレンダー通り仕事という人もいれば、9連休の真っ只中を疾走している人もいるでしょう。
今日のようなエアポケット的平日は、往々にして仕事も停滞してるので、特段ブログで勇ましくお知らせするようなネタもありません。ということで、3月のツアーの宴会でも少し話した、続日本100名城のスタンプ制作秘話でも書いてみようと思います。
スタンプ制作の話が動き始めたのは昨年の夏頃だったと記憶しています。コンペなどを経て実際に制作に入ったのが10月初旬。既にその時点で今年の4月6日からスタートすることは内々に決まっていて、各地への発送などを考慮すると2月末までには完成していなければなりません。
着手前にスケジュールを引いてみたところ、なんと驚愕の1営業日1城ペース( ̄□ ̄;)で完成させなければ間に合わない計算に...。言葉巧みにデザイナーを騙し込んで大急ぎで体制を整えました。
上の写真の真ん中は、枠の検討シート。スタンプ帳で同じ形の枠が並ばないように事前にバランス良く割り振る必要があるのです。ちなみに枠は全部で16種類。
制作の流れとしては、城郭協会理事である加藤先生と写真を決めてから構図を起案、それをデザイナーに落とし込んでラフを仕上げ、先生とあれやこれやと相談しながら完成させる、という工程を経ます。もちろん最後に協会側のチェックもあります。
このフローを100回(!)繰り返し、です。しかも、当然のことながら1日1個ずつうまく完成するはずもなく、「制作中」「写真選定中」「修正中」「確認中」といった各種ステータスが入り乱れます。当時の社内の混乱ぶりは、応仁の乱のそれを超えたという説もあります(゚∀゚*)ノ
最初に完成したのは、静岡県は浜松城。人間とは弱い生き物で、その後も、中津城や大多喜城など建物がある比較的描きやすい城から完成させていきました。
「意外と100個でも余裕ダネ(^▽^)/」と大口をたたいたのも束の間、徐々に城から建物が姿を消していきます。そしてその後石垣も姿を消し、最後は土の城ばかり残る結果に…。
残り30城あたりから真の苦しみを味わいました。土塁と堀切が嫌いになりそうなほどの荒行でした。土の起伏を白と黒のみで表現するのがいかに大変かを自慢する大会があったら、今なら優勝できそうです(T▽T)
特に苦労したのは、向羽黒山城、鮫ヶ尾城、興国寺城、志布志城などでしょうか。もはや写真の指示書だけではデザイナーに伝わらず、最終的には手書きのイラストでイメージを書いて渡す、という原始的な方法に行き着きました...。
これはツアーのクイズの問題にもしましたが、小牧山城も意外と苦労した城で、石垣だけでも何回修正したか思い出せないほどです。
とはいえ、多くのみなさんの不眠不休のご協力により最後猛スピードでラストスパートをかけ、なんとか2月末日までにスタンプは完成しました(´∇`;)ホッ
そして先日、無事に4月6日を迎えることができ、ようやく今になって冷静に振り返ることができるようになってきたという感じです。ちなみに、個人的なお気に入りスタンプは、引田城(香川県)、菅谷館(埼玉県)です。
全国で多くの方が続日本100名城のスタンプラリーを楽しんでおられるようで、わたくしとしても非常に喜ばしい気持ちでおります。嫌いになりかけた土塁と堀切の両氏にも謝罪したいと思いますm(_ _)m
ゴールデンウィーク、続日本100名城を攻める方も多いでしょう。スタンプ帳にスタンプを押印する際、今日の話をちょっとでも思い出してもらえれば幸いです。
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