重と階 | 「ニッポン城めぐり」運営ブログ

重と階

よく城の天守や櫓の階層の数え方で、「●重○階」というの出てきますが、これは「重」が屋根の数を示し、「階」が内部の階数を表しています。城めぐりの城郭詳細画面の解説では、「天守」の項目については、この「●重○階」で表現されています。

他に、「●層○階」という数え方をする場合もありますが、城めぐりでは「重」で表しています。(※と書いているそばから、城アバターの天守の表記は「層」にしていたため、今日を境に「重」に統一しました( ̄ー ̄;)

例えば、「2重3階」の天守ならば、外からは2階建てに見えるけど、内部は実は3階建ての構造になっていることを指し、このように見た目と実際の階数が違うという例が日本の城ではしばしば見受けられます。

下の写真は、素屋根にピットインする前の姫路城サマです↓


見て頂くと屋根は5重ですが、内部は6階になっています。5重6階です。5階部分が4重目の屋根裏に存在します。

さらに、水戸城の御三階櫓にいたっては、1重目が3階建てになっていて、3泊5日の弾丸ツアーもびっくりの「3重5階」という構造でした(昭和20年焼失)。


このように屋根裏に実はフロアが存在したり、1重目を高くして中が複数階建てになっていたりという理由によって外観と内部の階数が変わってくるのです。
普段わたくしたちが目にする近代的なビルを同じ数え方で言うと、「1重36階」とかになってしまうわけで、いまいち実感のない概念ですが、外観と内部の階数が違う天守に潜入した際には、ぜひどの階からズレが生じているのかにも注目してみて下さい(・ω・)/


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