陣屋って何?
ブログ更新が遅くなってしまいまして申し訳ありません![]()
さて、本日は城めぐりに収録されている城の中にいくつか登場する「陣屋」について。
たまに、「陣屋って何?」、「城と陣屋は何が違うの?」と聞かれることがありますので、おさらいを。
城めぐりに収録されている陣屋は、基本的に江戸時代の陣屋です。
江戸時代には300近い藩が日本にありましたが、藩の政庁として機能していたのが軍事機能も兼ね備えた「城」です。
ただ、実際には1~3万石程度の小藩の数も多く、半数近くは城を持たず無城大名だったとも言われます。そのような大名は城ではなく、陣屋を藩庁としていました。
※ちなみに、大藩の重臣の城下町外の屋敷や藩の飛地、幕府代官の支配地の代官所も陣屋と呼ばれることがあります。
戦国時代には、敵からの防御を第一に考え、急峻な山の上に城を築くことが一般的でしたが、平和な時代が訪れ、政治の中心が山の上にある不便さから、平地へと移行し、大大名は平城に、小大名は陣屋に居を移すことになります。
陣屋の特徴としては、城のように堅固な堀、櫓、天守など大規模な建築物が築かれることはなく、比較的簡素な屋敷や門、低い石垣などが特徴です。
そんな地味
さからでしょうか、大々的に観光地化されていることが多い「城」とは対照的に、陣屋の中にはすっかり宅地にとけ込んでしまっているものも少なくありません。
攻城戦が起こりえなかったことや、平和な江戸時代に存在したことも、町のシンボルになりづらいのかもしれません。悲しい現実です![]()
とはいえ、旧城郭跡を陣屋として利用したり、山城のふもとに陣屋を構えたところなど、「城」と「陣屋」は切っても切れない関係にあり、江戸時代の建築美を十分堪能できる陣屋もたくさんありますので、ぜひ城めぐりの際に、陣屋にもスポットを当ててみて下さい![]()