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【AFP=時事】(更新)
米インターネットサービス大手ヤフー(Yahoo)は、1日に中国本土から撤退したと発表した。中国では、政府によるIT企業への締め付けが強まっている。
中国IT大手20社超、独禁法順守を約束 アリババの罰金を「教訓」に ヤフーは公式サイト上で「中国の事業・法的環境が困難さを増していることを踏まえ、ヤフーの一連のサービスは11月1日をもって中国本土からアクセスができなくなる」と説明した。
同社は近年、中国国内での事業を徐々に縮小していた。 中国政府は最近、IT業界に対する規制を強化しており、データ保護からコンテンツの監視や削除に至るまで、あらゆる面での要件を厳格化。これを受け、外国企業の中国事業撤退が相次いでいる。
米IT大手マイクロソフト(Microsoft)も先月、同社傘下のビジネス向け交流サイト(SNS)リンクトイン(LinkedIn)の中国版を閉鎖すると発表。同社もまた、「事業環境が厳しくなり、法令順守の要求が強まっている」と苦言を呈していた。
【翻訳編集】 AFPBB News