江戸時代の火消しとは…壊し屋でした… | アナリスト杢兵衛の独り言

アナリスト杢兵衛の独り言

2022年11月20日…
突如として自身のブログに入れなくなりました。
ここにコツコツ再開します…
侍の矜持を体現する長谷川平蔵を愛する杢兵衛です…
なお前ブログ最終は以下にあります…
https://ameblo.jp/cma8836/entry-12775299616.html

ご来訪ありがとうございます…

い組…め組…



江戸時代は、消火活動の中心は…

周辺や風下の家屋を壊して…

延焼を食い止める「破壊消防」…

火消の用いる道具は…

ものを引掛けて倒す鳶口(とびぐち)…



押して倒す「さすまた」など…

赤穂藩の浪人たちが…

討ち入りの際に門戸を壊すために…

持参した「掛矢」も…

火消の道具のひとつ…

火消は命がけの荒っぽい仕事だった…



定火消で、旗本の指揮のもと…

実際に消火活動を行うのは…

臥煙(がえん)という人々…

普段から法被1枚に褌姿…

火事場には裸で飛び込む…

臥煙部屋で1本の丸太を枕に寝起きし…

火事があると寝ずの番が…

その丸太を叩いて一斉に起こしました…

臥煙は荒くれ者で…

武家の権勢をかさにきて…

乱暴を働く者もあり…

後に町火消が誕生すると…

彼らとの火事場での喧嘩が…

絶えなかったといいます…



壊し屋の彼らにあった…

消火器はこれ…

【龍吐水】

江戸時代には,消火器具はほとんどなく,手押しポンプにあたる龍吐水だけが唯一の機械力でした。明治・大正期になっても用いられました。


でも…

命懸けですよね…