簡単なウキの作り方 | おもしろ畳!?

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また、変な駄作もアップできればと思います。

親父様は、昔(私が子供の頃)、
クジャクの羽でヘラウキ(ヘラブナ用)を作っていましたが、
数年前には、茅を使って簡単なウキを作ったりしていました。
しかし、最近は用途も変わったみたいで、
簡単に作れるポリエスチレンフォームを使ったウキを作っていました。

今まで気にもとめてい無かったのですが、
ふと、畳材料だ!と思い、無理に作成途中を作ってもらいました。

ウキの作成
作成中です。

ウキの作成2

先ず、ポリエスチレンフォームを適当な大きさに切り出し、
一度竹串で刺します。
この竹串は、焼き鳥等で一度使われた(火にあぶられた)物が、
竹の狂いが出切っているので、
「その中のまっすぐな物を使うと良いんだ!」と言っていました。
そして、抜き、穴に木工ボンド少し入れて再度さし直します。
そして、丁度良い大きさと形に、ナイフ等で荒削りしてから、
サンドペーパーの100番程度でウキを回しながら、
削り形を整えて行きます。
そして、形が整ったら塗料を塗る前に木工ボンドで、
ポリエスチレンフォーム部分に塗料が付かない様に、
竹串トポリエスチレンフォームの際まで、
コーティングしておきます。

理由は、
塗料の有機溶剤がポリエスチレンフォームを溶かしてしまうからです。

そして、塗料を塗るのですが、下の画像のカシューという物が良いそうです。

カシュー

80ml ¥820
ハンディマンハセガワ ヤフー店

塗料は、色々と有りますが、筆で塗る為に乾くのが遅い物が、
筆ムラも出ないで良いそうです。

乾いては塗り、乾いては塗りと2~3回は塗っていましたが、
乾いたら違う色と、重ねてから、1000番程度で水研ぎすると中から色が出てきて、
良く見る塗り箸の様に柄が出てきますので、
毎回違った柄になると思います。
色の代わりに雲母や貝の欠片等を薄く入れる事が出来れば、
水研ぎすると、変わった柄が出ると思いますが、
どうでしょうか?
そんな親父様はヘラウキじゃないからと水研ぎしません。(笑)

そして、トップ(ウキの上部の色分けされたもの)を瞬間接着剤で接着して完成です。
トップの色分けが見づらい時は、色の変わり目に自分で黒色を塗ったりして、
見やすくしてました。

当たり前ですが、各工程ボンドが乾いてから進めてくださいね。

それと、本格的に作りたい方は、ググルと色々出てきますが、
親父曰く、出来映え云々よりも、アタリが分かれば魚は釣れるので、
これで良いそうです。(笑)

えっ、私ですか色を塗る前まで作って、親父様に差し上げましたが、
親父様が使っているのか、釣り仲間が使っているのか不明です。(笑)