「実は先進国トップの貧困率だった日本」…「実は」?はぁ? | PAGES D'ECRITURE

PAGES D'ECRITURE

フランス語の勉強のために、フランスの雑誌 Le Nouvel Observateur や新聞の記事を日本語に訳して掲載していました。たまには、フランス語の記事と関係ないことも書きます。

今さら「実は」と言われても困ります。


実は先進国トップの貧困率だった日本。貧困の波は年収500万円サラリーマンにも押し寄せている

 今までSPA!では何度も「貧困問題」について特集してきたが、年収500万円という平均的なサラリ..........≪続きを読む≫
以前からこの国は、所得再分配後に貧困率が上昇する、稀有な国として知られていました。

シングルマザーの就労率は世界トップクラスなのに、逆に貧困率は先進国トップというのも、某与党やそれに追随するマスゴミが知らせようとしないだけで、このブログの始めの頃から周知の事実でした。

今さら「実は」と言わないでください。

「アベノミクスで景気がよくなったといわれても、それを実感できているのは、一部の富裕層に限った話。雇用の流動化を進める安倍政権が目指すのは、1%の富裕層が富を独占するアメリカのような超格差社会です。すでに、正社員の労働環境も不安定化しており、中間層が下に落ちてきています」

これはその通りですが、こんなのを目指すアベノミクス(なんて恥ずかしいネーミング)を叫ぶ政権を、この週刊誌の出版社の親分である某メディアは散々支持してきたのではないですか?