日本政府一転してIAEAの現地調査受け入れを決定 | PAGES D'ECRITURE

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フランス語の勉強のために、フランスの雑誌 Le Nouvel Observateur や新聞の記事を日本語に訳して掲載していました。たまには、フランス語の記事と関係ないことも書きます。

先ほどの記事 新潟県知事が政府にIAEAの調査受け入れを要請  を書いた直後に、日本政府は方針を一転してIAEAの現地調査を受け入れることにしたそうです。

IAEA現地調査 受け入れへ


7月22日 20時49分 NHKニュース

新潟県中越沖地震で大きな被害が出た柏崎刈羽原子力発電所について、経済産業省の原子力安全・保安院は、IAEA=国際原子力機関から申し出があった現地調査を受け入れる方針を決めました。


今回の地震で、柏崎刈羽原発では、想定をはるかに超える揺れを観測し、放射性物質が外部に漏れたり変圧器の火災で消火活動に遅れが出たりするなど大きな被害が出ました。これを受けて、IAEAは、今回の情報を国際的に共有して原発の安全性を高めるために現地で調査を行いたいと、今月19日に原子力安全・保安院に申し入れていました。これに対して、原子力安全・保安院は、安全性の確保や被害状況の確認は十分に対応できており、技術的な援助は必要ないとしながらも、情報を国際的に共有することは重要だとして、現地での共同調査を受け入れる方針を決めました。原子力安全・保安院は、23日、IAEAに対して受け入れの意向を伝えるとともに、薦田院長が新潟県に出向き、県や柏崎市それに刈羽村に対して受け入れを決めた経緯などについて説明することにしています。


http://www3.nhk.or.jp/news/2007/07/22/k20070722000120.html





IAEAの調査を拒否し続ければ、国際社会の非難を浴びることはわかり切っていましたから、当然の決定かもしれません。国際社会に開示できないひどい実態の隠蔽工作が完了する見通しも立ったということでしょう。こんなに手際よくできるんだったら、事故が起きる前にやることをやっとけば、とは今は言いません。


21時に何気なくのNHKを見ていたら、なんと安倍晋三が長々と喋っていやがった。よくも人前に堂々と出られたものだ。相変わらず、国鉄「民営化」と郵政「民営化」、社会保険庁解体を同列に並べていやがる、不愉快になりました。チャンネルを教育に切り替えて、『N饗アワー』を見ました。

もう、ネットの世界では皆さんご存知の写真を私も使わせていただきます。



あほ安倍ポスター<>


旅先報告‐イソップ通信  より


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