予知夢 (文春文庫)/東野 圭吾
¥490
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夢想る(ゆめみる) 霊視る(みえる) 騒霊ぐ(さわぐ) 絞殺る(しめる) 予知る(しる)
の五編からなる短編集。


捜査一課の刑事である草薙が持ち込んでくる不可解な事件を、物理学者・湯川が科学的に解決していくミステリーシリーズの第二弾。



「ガリレオ」ドラマ放送まで一週間を切りました!
という訳で(?)今回は復習もかねて「予知夢」のレビュー(〃∇〃)



一見単純に見える事件の中に、ほんの少しの違和感を伴う不可思議な現象を、湯川が科学的見地から論理的思考で解明していく。

この「ガリレオ」シリーズの面白いところは、ともすれば超常現象とも取れる事象が、実は人間の手で作られた極めて当たり前の現象である点にある。


世の中には不思議なことなんて何もないのだよ、草薙くん――
(某大好きな作品のパクりです(笑)


とでも言わんばかりの湯川の合理性に満ちた回答は、短編集でありながら、一編一編が実に読み応え十分の内容になっている。


ドラマ映え、映像映えとでもいおうか――作中の事件は、読みながら脳内で画が思い浮かべやすく、それがまたドラマへの期待感を高めている。



、、、なんてマジメに書いてみつつ(笑
直木賞受賞作品の「容疑者Xの献身」が読みたくて、このシリーズを手に取った翠、、、

容疑者Xの献身/東野 圭吾
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ちょうど「予知夢」を読み終わったときにドラマ化の話を聞いて、なんだか勝手に運命を感じている作品なのだ(笑


シリーズ第一弾はこれ↓


探偵ガリレオ (文春文庫)/東野 圭吾

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レビューはこちら↓


「探偵ガリレオ」レビュー