●キャスト
田原一平/二宮和也
田原雪乃/高島礼子
中川時夫/横山裕
謎の少女/黒木メイサ
坂下エリ/福田沙紀
小宮竜次/梅宮辰夫
熊沢清次郎/小林桂樹
真田公正/小野武彦
坂下保/高橋克実
坂下律子/岸本加世子
坂下夢子/八千草薫
●原作本
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●あらすじ
神楽坂にある老舗料亭「坂下」で働く一平の下に、板前見習いの時夫が付くことに。一平が入ってから実に7年ぶりの見習いだった。
そんな折、神楽坂に高層マンション建築計画が。反対する住民は、大女将の夢子に大物政治家の熊沢への口利きを頼む。
迷路みたいな路地や神社、そして舞台である料亭。昔ながらの街並みの神楽坂の雰囲気がいい。映像も相まって、優しい人情味が画面から感じられる。
初回は人物紹介と状況説明。一平の境遇や「坂下」の置かれている状況は、ともすれば重く暗くなりがちではあるけれど、作品中ではどこかコミカルに描かれているためにサラリと見られる。
「拝啓、父上様」…モノローグは「北の国から」チックと思った訳で…でも一瞬、何故か「姉さん、ピンチです」というあのドラマをも思い浮かべた私は少数派な訳で…「地球存亡のとき」って、ちょっと笑えた訳で…謎の少女との出会い、妄想が暴走してた一平は「H☆C」に入れたい訳で…(←?!)
二宮くんの演技はキチンと見たのは初めて。7年修行していても時夫に舐められる辺り、童顔が影響しているのか?(笑)自然体で好感が持てる。(^_^)v
大物政治家・熊沢の危篤の知らせ、料亭の存続危機、主人公・一平の恋と謎の父親、、、これだけ書くと松本清張ドラマと勘違いしそうだけど(笑)そこは脚本家・倉本聰、愛憎渦まくドラマという訳ではなく、そこに生きている様々な人間模様の妙を描いていくんだろう。
「人情コメディ」と銘打っているこのドラマ、大きい感動というよりは、ゆっくりとした時間の流れを楽しみながら、そこに生きている人たちの姿を見守っていくドラマかな、と思う。
ドラマは見続ける、とは思うけど、レビューは未決定。
「のだめ」アニメもあるし、ここんとこ連続で書いてるからさすがにキツイかも(汗