●登場人物
酒井峰冶/山下智久
篠田儀三郎/田中聖
伊藤又八 /藤ヶ谷太輔
酒井安右衛門/高嶋政伸
酒井しげ/薬師丸ひろ子
酒井もん/野際陽子
松平容保/東山紀之
●あらすじ
イマドキの青年・酒井新太郎は、地べたに座って携帯電話に夢中になっていたり、近所の人にも両親にもロクに挨拶もできない。そんな新太郎を見た祖母・敏子は、新太郎の直系である白虎隊隊士の話を聞かせようとするが、新太郎は友人・篠田雄介と逃亡。会津の祖父の下に身を寄せる。そこで白虎隊記念館に赴いた二人は、自分たちとそっくりの写真を見つけ、その写真に引き込まれていく。
松平容保が「京都守護職」を引き受けることによって倒幕派の矢面に立たされ、長州藩との確執から、薩摩の裏切り、「鳥羽、伏見の戦い」から「戊辰戦争」に突入するまでを分かりやすく描いている。
会津藩校日新館に入学した峰冶。「立派に生きて、立派に死ぬ」。殿様の為、藩の為、それが当たり前で、その生き方のみしか許されなかった時代。
峰冶の真っ直ぐな瞳が、ひたむきな心が、後の悲劇を知っているからこそ、時に眩しく、また痛々しくも映る。わが子を突き放すしげ、またそれと対照的に生き方を選ぶことを否定しない儀三郎の母、それぞれの母の心情もまた然りだ。しげと峰冶が飯盛山に紅葉を見に訪れるシーンでは、しげの凄烈なだけでない母親としての深い情愛を見た。
儀三郎と小夜子との淡い恋、しげの息子を思う気持ち、それらを全て捨て戦場に駆り出される白虎隊隊士……。「立派に死ぬこと」を母から教え込まれてきた峰冶が「生きる」選択をする時、母は峰冶にどう接するのか。
「ならぬものは、ならぬ」。理不尽でも、そう強く断じることのできる大人達と、会津の教えの中で生きている峰冶や他の日新館の生徒たち。その教えを守り、戦地に赴いていくまだ幼い少年の在りし日の姿を見、現代に生きる新太郎は一体どういった思いが心中に去来するのであろうか。後編の展開が楽しみなところだ。
…と、まぁ堅苦しい感想はここまでにして(笑)
山下智久の時代劇初挑戦作品!
最初のイマドキの若者な山下くん、お、今までのイメージと違ってまた素敵!(≧▽≦)
峰冶の山下くん、かつらがとってもお似合い!!やっぱ美形は何しても似合いますなぁ
迷子になった子供に教え諭すシーン、母に冷たくされて寂しい感じが良く出てて好きなシーンだ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
まだあどけない少年・峰冶を好演♪少年特有の、たどたどしさというか、ぎこちなさというか…まっすぐな少年像が見ていて気持ちいい。あんな可愛い山下くん…もとい峰冶に未練を残さないように、と冷たく接する母は辛いだろうなぁ~、、、。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
で、ちょっと気になったのが女性が胸を露出していた場面。世良の情事の際の暗殺の場面は仕方ないにしても、もう一つの露出は演出上特にいらなかったのではないかと…まぁ些細なことなんですが。
という訳で、後編も期待!