2024.6.9 エプソムC(GⅢ) | 競馬インプレッション

2024.6.9 エプソムC(GⅢ)

①着レーベンスティール:発馬で態勢を崩したが、スタート自体は良く、数頭に交わされて中団になった。自分のリズムで最初から走れ、直線は鞍上のゴーサインで一気に弾けた。ここでは力が違っていた。

②着ニシノスーベニア:グングンいってしまいそうなところを、外から交わしてもらって馬が落ち着いた感じ。直線を向いたところはモタついたが、坂の上りからは勝ち馬に続いて伸びた。自分から動けるようになると本格化。

③着シルトホルン:途中でハナを奪われたが、まったくリズムを崩すことなく自分のペースで走っていた。直線で先頭に立つのが早かった感じはあるが、この時計で粘って④着以下を封じているのだから判断は良かった。

④着サイルーン:スタートはいいほうだったが、折り合いを付けながらじわじわと位置取りが下がった。手応え自体は感じられたが前を走る馬は捕らえ切れなかったので、OPで数戦経験が必要。

⑤着アルナシーム:向正面で好位に上がっていったのは、馬自身の気持ちを優先したことによる。坂下でも手応えはあった感じだが、直線は思ったほど伸びなかった。落ち着きながらも速いラップで脚を浪費したか。

⑥着グランディア:道中はタメが利いていい追走ができていたとするなら、自身より前で運んでいた馬を交わし切れなかったので敗因は位置取りの差に尽きる。OP入りしたばかりなので数戦は様子見。

⑨着ヴェルトライゼンデ:勝負どころからゴールまで戸崎は手を動かし続けて、脚は止まらず、かといって伸びるでもなく周りと同じだけの走り。長欠明けで速い決着タイムに付いて行けたところはさすが。