2024.5.5 NHKマイルC(GⅠ) | 競馬インプレッション

2024.5.5 NHKマイルC(GⅠ)

①着ジャンタルマンタル:前走皐月を踏まえて、前につけてどんなペースでも力を出し切ろうという勝負騎乗。内のゴチャ付きもどこ吹く風で、自分の競馬をして勝ち切った。着差については保留。

②着アスコリピチェーノ:外に出そうとすると外に、なら内が空いたと内に進路変更すると内にヨレた岩田親父の影響をこの馬も受けた。②着を確保して、この路線では2歳から変わらずツートップと言っていい。

③着ロジリオン:序盤は好位につけていたが、レースが進んでいくうちに1列下がるかたちに。その分、直線窮屈にならず、迷わず外に出して勝ち馬の通ったあとを伸びてきた。それでも坂上で脚が上がってしまって、上位2頭との脚力の差は大きい。

④着ゴンバデカーブース:G前で加速がついたが、そこに至るまでに時間がかかってしまった。わずかに届かずに終わって、マジックマンでも休み明けのビハインドは撥ね返し切れなかった。

⑤着イフェイオン:直線で前をカットされたのはほんの少しで、影響はそれほど大きくない。すぐに外に立て直して伸びてきたが、坂を上がったあたりで脚が鈍った。GⅠ2戦してやや力不足を感じさせた。

⑨着アルセナール:発馬で伸びあがってしまって後方から。抑えの利いた追走で、道中の手応えは十分感じられた。直線は大外を伸びてきたが位置取りの差は歴然で、キャリア2戦でも血統の良さは窺えた。

⑰着ボンドガール:追い出してさあというところで挟まれて、馬よりも鞍上が戦意喪失したように追わなかった。スパッと抜ける脚がないようにも見受けられ、次走でそのあたりは様子を見たい。