2024.3.10 フィリーズレビュー(GⅡ) | 競馬インプレッション

2024.3.10 フィリーズレビュー(GⅡ)

①着エトヴプレ:ポンと出たわけではなかったが、控えてくれる馬がいたのですんなりと先手。直線で人気馬が迫ろうかというところがあったが、迫らせない走りでそのまま押し切った。今後どうなるかわからないが、タイプ的にはダイワスカーレットやリスグラシューと同じ。

②着コラソンビート:逃げ馬の2馬身くらい後ろにつけ、直線を向くまで待機。直線に入って逃げ馬の外に出して追撃態勢に入ったが、追っても並ぶどころか差を詰められずにゴール。だらしない気もするが、内よりは外コースのほうが合うはず、と気を取り直したい。

③着セシリエプラージュ:スタートは五分。いい手応えで追走して、4角で外に出して直線はいい伸びを見せた。具合どうこうというより、勝ち馬同様に内コースのほうが適性があるイメージ。

④着バウンシーステップ:出遅れは3角までに挽回。中団を③着馬と並んで追走し、外を回した向こうとじっとして馬群を割ってきたこっちとの差を考えると分が悪く、小回りならもう1つくらいは何とかできそう。

⑤着オメガウインク:スタートはかなり良かったが、3角では最後方。終い勝負に徹して直線は外を伸びてきたが、小回り向きの切れ味は微妙。2勝している東京のような直線が長いコースが今のところは向く。

⑥着ロゼフレア:中団内を走り、前を走っていた②着馬が外に出していったのでスペースは十分あった。自身の持ち時計と差はない勝ち時計だったが伸び切れず、現在の天井にあたった感じ。

⑦着カルチャーデイ:直線で何頭かと接触しながらそこで気持ちは切れなかったが、スムーズに走ることができなかったしまともに追えなかった。久々で高ぶりがあった分の影響も少なくなかった。

⑫着シカゴスティング:ダッシュは自分の方がよかったが、勝ち馬が行く気を見せたので競らずに控えた。直線を向いたところはまだ手応え十分に映ったが、②着馬に前に出られて以降はまったく動けず、伸びるところもなかった。かなり決め手がない印象。