2024.2.17 京都牝馬S(GⅢ) | 競馬インプレッション

2024.2.17 京都牝馬S(GⅢ)

①着ソーダズリング:追える騎手というと、アクションだったりムチをたくさん入れられる、と受け止められそうだが、数などが問題ではないのは今回の豊と浜中の叩き合いからよく分かる。阪神外、京都外、そして東京と直線長いコースが向く。

②着ナムラクレア:控えようとしたわけではないが後方から。馬群の外を回って直線は鋭い伸びで勝ち馬に迫ったが、向こうに抜かせないよう走られてしまってクビだけ及ばず。今回の雰囲気なら1600でもという気になる。

③着コムストックロード:ムルザバがいい馬に(多く)乗っているかと言えばそうでもないのに、どこからともなく伸びてくるのはエージェントがいいのか日本の競馬に手が合うのか、いまだによくわからない部分。ルメも母国でトップジョッキーではなかったが日本で大ブレイク。ムルザバの仏国での騎乗ぶりに興味が湧いてきた。

④着スマートリアン:いいスタートを切って、行きたい馬が前に上がって落ち着いたところが中団馬群の後ろ。直線を向いてからの追い出しで、馬場の真ん中をいい伸びだった。ここのところ1200中心に走ってきたが、この競馬なら距離をマイルに伸ばしても楽しみ。

⑤着シングザットソング:中団で落ち着いて追走ができ、直線では馬群の真ん中から突き抜けるかの勢いで伸びてきたが、外コースだった分G前に来て脚が鈍ってしまった。来週の阪急杯のほうが条件が合った気がする。

⑥着ロータスランド:大外18番枠だったので、出遅れ気味のスタートでいったん一番後ろに下げて最内を突くのは松山の作戦だった様子。うまいこと回ってこれたが最後の最後でやや伸び負けした。

⑩着メイケイエール:伸び上がったところでゲートが開いた影響はほとんどなし。以前よりはおとなしい追走ができたが、追われて終いのいい馬ではないので、着順ほど勝ち馬から離されていない点は休み明けとすれば無事通過と言っていい。

⑪着プレサージュリフト:ラップが速かったとか無理して先行したということはないが、落ち着いたとかいうところで外から被せられてリズムをつかみ切れなかったかもしれない。残り100で脚が止まってしまった。