2024.2.11 京都記念(GⅡ) | 競馬インプレッション

2024.2.11 京都記念(GⅡ)

①着プラダリア:京都大賞典に続く京都GⅡ制覇。これに青葉賞も勝っていて、阪神や中山の内コースより外コースや広いコースのほうが終いを活かせる、この馬に合うことが明らかになった。

②着ベラジオオペラ:直線でスペースができるのを待ってからの追い出しで、勢いはプラダリアを捕まえそうだったが最後逆に引き離されてしまった。この馬は勝ち馬と反対に内コース、小回りコースのほうが向いている。

③着バビット:良くも悪くもアフリカンゴールドが離れて逃げてくれて、馬場が悪いので他の馬も外めを離れて走ってくれたことで自分の競馬ができた感じ。こういう展開になれば、今後も好走はありうる。

④着シュヴァリエローズ:ラスト1Fは内と外から後続に追い上げられる厳しいかたちになったが、最後まで凌ぎ切った。いつもより前で運んだのは、以前新潟で乗ったイメージから鞍上が判断したか。いい選択だった。

⑤着ラヴェル:行きたがるのを抑えながらの追走だったが、直線は追われて最後まで脚を繰り出していた。距離がドンと来いではないと思うが、広いコースが走りやすそう。

⑥着ブレイヴロッカー:3勝クラス(準OP)を勝った勢いで臨んでくる馬が例年いるが、掲示板を逃して撥ね返された感じがしなくもないが、④着馬からクビクビ差でこれは誤差の範囲。OPの流れに慣れる必要はありそう。

⑧着ルージュエヴァイユ:位置取りが良かったか悪かったかは、結果をみれば悪かったと言わざるを得ないが、それよりも終い伸びてくるような手応えを道中感じられなかった。春の適鞍は牡馬混合で厳しくなりそうだ。

⑨着マテンロウレオ:追走の手応えはいつもよく映るが、直線を向いてからの反応がまったくなかった。内コースなら反応できるようだが、外コースだとまったく脚が使えなくなってきた。