こんにちは
連載小説を更新しました。
わが巨人軍もcsに向けて明日からの連戦、全勝するつもりで頑張ってほしいです!!
なお、連載小説あまりにも長くなり(自分で長くしてるんだけど<m(__)m>)わかりにくくなっていたり、私自身も整理をしたいという思いで、先日、以下のように少しでもわかりやすくとご案内させていただきました。
よかったら、以下も参考によろしくお願いします。
トップにもご案内していますが、連載小説についてご案内しておきます。
★連載小説「マッキーS湖ナチュラルズの男たち」
長くなってしまっているので以下ご紹介しています<m(__)m>
マッキー連載小説のカテゴリーからもお読みいただけます。
(信彦の手紙内容の続き)
普段はいくら、ちえと会っても夜は必ず光子と食事をしていた信彦が、初めて、ちえと外で夕食をしようと、外にでかかると、光子から激しく阻止され、家の中に引きずり戻された。
もちろん、力づくで光子から離れて、ちえと会うことはできた。
が、どうしても、育ててもらった恩や感謝に勝つことはできなかったのだ。
「ちえさんと結婚したかった。母のためではなく、僕がしたかった。でも、母も大事なのです。だから、そもそも、形の結婚をしようという話にのったのがいけませんでした。大変申し訳ありませんでした」
結婚の文字もにじんでいて、ちえの吐き気がそのときとまった。
その後も確かに思い出すと吐き気がおきそうになったりするも、手紙を読む前と後では、脳内反応も変わったと思う。
そこまで聴いていた三門、黒い考えが浮かぶ。
近親相姦親子であるなら、きょうだいも・・・。
光子をあきこに、信彦をひょうまにできないだろうか。
城戸涼介の結婚を利用しておきゅうとひょうまを引き離すだけでなく・・・。
ひょうまをとにかく可能な限りおきゅうから遠ざけたいのに、いい方法ではないか。
「じゃあ、その、本題っていうのは?」
ちょっと余裕がでてきて、三門はちえに問う。
「きっかけは間違いメッセージだったとよ・・・」
人の世話をしたいという気持ちは消えず、しかしながら、もう高齢者はこりたし、ちえは、日本人ではなく、外国人に日本語指導や、生活面のサポートをする仕事をはじめた。
日本語教師の資格を取得し、必要とされる企業をかけもちしてそこで働く外国人の世話をする。
外国人とは面倒なことにもならないし、
「結婚しないの?」
「何歳?」
「体重は?」
などというぶしつけな質問も外国人なので許せたし。
これ、かつて日本人高齢者からも聴かれたことがあって、正直イラっときたものだった。
それなりの生活、凪のような生活が続けばそれでいい。
結婚とか考えると、まだ胃がむかついてくるし・・・。
そんなときに、一通の間違いショートメッセージが届く。
「申し訳ありませんが、予約のキャンセルお願いします」
「???」
放置しているとまたもやメッセージが。
「何か月も前から予約していたのに、いきなりで失礼いたしました、理由をお伝えしないと納得できないですよね。情けない話ですが、婚約者とうまくいってなくて」
完全に送り先を間違えている。
これ以上間違い相手にこんなプライバシーを駄々洩れさせては気の毒だと思ったちえ。
「ご丁寧なご連絡ありがとうございます。しかし、大変申し訳ないのですが、番号をお間違えかと思います。
でも、私も、似たような出来事がございました。私の場合はだめになりましたが、状況がわからずお書きしてすみませんが、そちら様はうまくいかれるように願っております<m(__)m>」
番号しかわからない相手だし、これきりだし、という気持ちも手伝って返信してあげた。
それで終わるはずだった。
しかし、再び相手からメッセージが届く。
「大変失礼いたしました。よく見たら番号を間違えていました。にもかかわらず、ご丁寧にしかも温かいお言葉ありがとうございます・・・」 つづく