こんばんは

長らく休んでいた連載小説をやっと更新で来ました。

今後も不定期ですが、最終回まで続けます(毎回同じ文章ですみません)

よろしくお願いします。

 

野球に目を向けると、わが巨人軍は来季に向かって秋季キャンプが始まります。

高橋由伸監督にはもう1年やってほしかった。

見出した岡本、田中、吉川尚樹をもっと育ててほしかったです。

でも、初めての高橋監督が「自分の意志を貫いた」ことですので、尊重し、今はゆっくりしていただきたい。

そして将来は当然巨人の監督として戻ってきてほしいし、そのまえに、やはり、監督補佐とかなんか新しいポストつくって、指導者の勉強をもう一度じっくりしてみてほしいですね。

原監督は3期目です。

のびのび野球、いいでしょう。

コーチに宮本和知さんが就任しました。

ズムサタ楽しみにしてたのになー

ズムサタ毎週見て、G+では蔵出しも見ていました。

それで選手の素顔を知り、好きになった選手もいっぱいいます。

岡本しかり、私は中井も好きだったのに、中井は戦力外つうこくされてしまいました。

中井以外だっているだろう、対象者!

あーなんかショックです。

というわけで、また、よろしくお願いします!!

 

 

 三門は、白黒はっきりすることばかり考えていた。
 もちろん、断られてすごすご引き下がって遠路はるばる沖縄まで帰るなんて想像しただけで脱力しそうなので、絶対白星あげて帰りたいところ・・・だが・・・。
(こんな大事な話には、グレイゾーンがあることに気づいたたい・・・)
 初回の話で白星あげるどころか、逆に黒にならずに帰るだけでもましと思わなければならないのかもしれない。
 グレイゾーン、つまり、「考えさせてください」と言われるだけでもまだましだと・・・。
 急いては事を仕損じるというではないか。
 大金はたいて往復しているのに・・・せこい考えが頭をよぎったが、ひょうまとおきゅうを引き離すということは、一大イベントであるからにして、もっと腰を据える覚悟をしなければならないのだ。
 脳内一部では焦りが渦巻いているけど。
 果たして、城戸の答えは・・・。
「お言葉はありがたいんですが、僕の親の生死はわからない、そんなあやふやな状態でいいのでしょうか?」
  なに?いいのでしょうか?
 三門の心臓が希望ととらえて、踊りだす。
 あやふやな状態じゃない、ほんとにのどまででかかっている。
「君の親はきゅう子ですたい!」
 この一言が言えたらどんなにいいことか。
 その代わりに発した言葉。
「だから、わしら夫婦が親代わりをすれば、あやふやじゃなくなるとです」
 さらに畳みかける。
「万が一、本物の親がでてきたとして、先生に迷惑をかけるようなことがあったらわしが断じて許さんとです」   
 自信を持って畳みかけた、そんなことにはならないはずとわかっているから。
 城戸はうーん、と、腕組みして天井を見上げるも、また視線を三門に戻した。
「あの、当然、きゅう子さんもこのことは承知されているんですよね?」
 うっ・・・思わずひょうまのように手刀で汗をぬぐう三門。
「も、もちろんたい!当たり前たい」
「そうですか・・・。わかりました。ちょっと考えさせてください」
「いつまで?」
 品物の納期確認のようにすかさず問うてしまう三門。
「いや、ちょっとやはり突然のお話しなので、一応有坂さんにも相談してみます」
 三門は自身に言い聞かせる。
 断られるよりはましだと。
 100回くらい言い聞かせた三門は、
「じゃ、いい返事を聞かせてください」
 言うと、まだ粘りたい気持ちをおさえ、無理やり立ち上がった。
 スーッと尻に冷たさが走る。
 座っていた座布団は汗で濡れていた。
 
 時計を見る。
 今からなら夜までには那覇に到着できるだろう。
 だが・・・
(きゅう子にも、この話をしておかなければならないのでは・・・)
 三門としては、城戸のOKをとってから話すつもりでいた。
 しかし、一抹の不安が頭をかすめる。
 万が一、城戸がきゅう子にこの話についてなんらかの連絡をしたら・・・。
 とりあえず、特急電車で東京に向かうも、三門はもやもやして落ち着かなくなる。
 おきゅうに話しておいたほうがいいのではないか。
 決定してからにしたいけど、でも、先に述べたように万が一のことがあったら、城戸から知られるより三門から直接伝えるべきだろう。        つづく