こんばんは
不定期ながらまた更新しました。
よろしくお願いします。
巨人を自由契約になった村田がどうなるか。
また巨人とってくれないかなー(汗)
ひょうまは城戸涼介がおきゅうの子供であるということを知らないはず。
おきゅうが話していなければ・・・。
三門もひょうまにそこまで言うつもりはなかった、おきゅうに子供がいるといえば十分だと思ってたから。
おきゅうだって絶対話しているわけがない。
(わからせるしかないのか)
ひょうまも、おきゅうの子供が「どこかにいる」のではなく、「同じチームのチームドクター」であることを知るべきなのか。
(どうやって?)
ただひょうまを呼び出して、おきゅうの子供は城戸涼介だ、びっくりしただろう、と言ってとどめを刺せるのか。
(驚くだろうが・・・)
もっと、ひょうまがもうぐうの音を出ないような方法はないものか。
三門は、グラウンドで野球の作戦でなく、ひょうまとおきゅうを永久に引き離す作戦ばかり考えている。
(とにかく2人が離れればいいのだ・・・)
三門とおきゅうが夫婦でい続ける材料を見つければいい、ともいえる。
今後夫婦関係を維持していくためには、あまりにもひょうまをずたずた傷つけるのは得策ではない・・・。
三門も生身の人間、気持ちもある、完全な仮面夫婦で一生を終えるのは寂しすぎる。
城戸涼介・・・。
おきゅうの息子。
確かに切れ長の目や、薄い唇は似ているかもしれない。
「結婚できそうなんですよ」
正月三門が城戸のところにいったとき城戸が相好を崩していたっけ。
よほどうれしかったのだろう。
無防備に話していた城戸。
城戸の結婚か。
おきゅうはどう思っているのだろうか。
息子の結婚を喜んでいるだろう。
(だが、親ですと名乗り出ることは不可能)
おきゅうはまきから真実を聴かされても、沈黙を保っている。
(名乗り出るつもりはないのか)
城戸の幸せを第一に考えているのだろう。
(だが、本当は城戸の結婚を祝ってやりたいに決まっている)
城戸に、親としておめでとうっていってやりたいに決まっているのだ。
(そうか・・・わかったとです!)
二人には子供ができなかった。
おきゅうも積極的にほしそうではなくて、三門は不満を持っていたものだった。
「あなたの幼い兄弟たちがいるからいいじゃないの」
なんて理屈にならないことを言っていたが・・・。
当時のおきゅうは、子供を失ったと思っていた状態。
失った子供に悪いと思っていたのかもしれない、子供を産んでその子供だけ幸せになる、ひいてはおきゅうも幸せになることになってしまうのは、由としなかったのかもしれない。
おきゅうとひょうまを無理やり引きはがす、北風と太陽の北風のようなことをせず、太陽になりたい。
(太陽になるためには・・・どうすればいいのか)
なんとなくぼんやり何か見えるような気がするが・・・まだ方策が浮かばない。
つづく