久々に連載小説更新できました(汗)

よろしくお願いします。

わが巨人調子いいですねー♪

1敗しかしてません。

昨日もマイコラスで勝ったし、その前は内海も勝てたし。

今日は阪神戦途中雨で中止になりました。

残念ですがしょうがないですね。

このまままた連勝していってほしいです。

 


知り合いの宿の場所は聞いていたし、直接行くのではなくその近くで宿の人間と待ち合わせをすることに。
「そうすればもしマスコミに見られてもひょうまさんは男性と会ったということになるでしょう?」
なるほど。
おきゅうも念には念を入れてくれているわけだ。

おきゅうの手筈通り、ひょうまは宿の主人の男と会うふりをして男の運転する車に乗って宿へ。
「うちは見てのとおり、見た目は普通の一軒家なんですよ。でも、中はちゃんと宿として機能してますからね」
これならほんとに男の家に入っていくようにしか見えない。
「きゅう子さんはもう到着してますよ」
「そうですか」
途端心臓がどきどき波打ってきて、男にはばれてないとわかっていても、ひょうまは咳ばらいをしてごまかす。
真剣な話をするにしても、おきゅうと一日2人きりでいられる。
「こちらのお部屋です、私はここまでで失礼します」
ひょうまは礼を言うと、部屋へ入った。
「ひょうまさん!」
かけよってくるおきゅうをひょうまはためらいなく抱きしめていた。
「会いたかった・・・」
「俺も・・・」
だが、今日は城戸涼介の話をしなければならない。
ならないのだけど、ひょうまはおきゅうとキスをし、胸に手がいく・・・。

そのころ、ホテルでは、一人ぼっちにされた三門が展望ラウンジで呆然と座っていた。
一次キャンプ最後の休み。
休みが終わり二次キャンプになったらおきゅうは帰ってしまう。
だから、一緒にいたかった。
なのに、沖縄時代の世話になった人と会うのだと出かけられてしまったのだ。
「私はもうすぐ東京に帰らなきゃいけないし、なかなか沖縄にも来れないから昔お世話になった人に挨拶しておきたいのよ」
「そげんこつ、今日じゃなくても今までもできたじゃなかか」
「だって、まだ私も一緒にいなきゃいけないと思ってたから、いる間でいいかなって・・・」
一緒にいなきゃいけない・・・三門と一緒にいることは義務なのか?
「約束は忘れんでくんしゃい、離れたら毎日メールしてくんしゃい」
「もちろんわかってるわよ。愛してるって書けばいいんでしょ?」
義務で書いてくれるのかと、暗い溜息をつく三門。
でも、義務でも毎日書けば、少しは歯止めにつながるのかもしれない。
歯止め・・・なんの?
ひょうまの顔がちらついている。
(大丈夫たい・・・)
いくらひょうまがけーこと離婚したって、おきゅうとどうにかなることはできないはず。
おきゅうには誰の子かわからないが城戸涼介という子供がいるのだから。
その一点だけで気持ちを保っている三門。

そんな三門の視界にあきこが入ってきた。
「あ・・・あきこさん」
「三門さん・・・おひとり?」
「あきこさんも・・・?星君は?」
あきこは泣きそうな顔になり、首を横に振った。
途端、ぼんやりしていた三門の眼がしっかりとあきこを見る。
つづく