インゴ・マウラー とその作品


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1932年、ドイツのコンスタンス湖 Reichenau島生まれ。1954年-58年にかけ、グラフィックデザインを学ぶ。1960年アメリカに移住。ニューヨークとサンフランシスコにおいてフリーランスのデザイナーとして活動。1963年ヨーロッパに戻りミュンヘンに定住。
1966年、「Design M」 設立。最初の照明器具として「Bulb」を発表し、数種のデザイン賞を受賞する。その後多くの照明器具を発表していく。
1985年6月、パリのポンピドゥーセンターにおいて、エキジビジョン「光よ お前のことを考えている」にて、画期的なワイヤー給電システム「YaYaHo」を展示。1986年10月、ローマでのエキジビジョン「ビラ・メディチのデザイン」にて、まったく新しい特別なデザインを発表。フランス文化大臣より芸術文化シュバリエ賞を受賞する。
1989年4-5月、Jouy-en-Josasのカルティエ現代芸術財団においてエキジビジョン「インゴ・マウラー:光と偶然の反射」を開催。初めて非商業的照明作品を発表する。その後もミュンヘンのビラ・シュトゥック博物館(1992年)、アムステルダムのステデリック博物館(1993年)などでエキジビションを開催する。
インゴ・マウラー氏の活動はプロダクトデザインだけでなく数々の照明プロジェクトも手掛けている。
Driade(1988年 イタリア ピアセンツァ:事務所の照明)、ソ連人民民族学博物館(1990年 ロシア レニングラード:公共の宝庫でのコレクション照明)、ベルギー王立美術館(1991年 ベルギー ブリュッセル:展示室と展示品の照明)、コム・デ・ギャルソン(1991年 日本 東京:店舗照明)、舞台芸術センター(1994年 イスラエル テルアビブ:オペラ座の休憩室の照明デザイン、公共の広場の外部のイルミネーションと光のオブジェクト)、他フランス、ルクセンブルグ、スイス、チェコなど世界中で活躍。
1998年、「Architektur & Wohnen」誌より、Designer of the Year賞を受賞する。