先日紹介した、








スナックちどり
スナックちどりよしもと ばなな

文藝春秋 2013-09-27
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『花のベッドでひるねして』よりも
先に出てたんですが、

あまりに、昭和な題名に、
場末の(?)スナックが舞台のお話かとイメージし、
こちらを後にしたんですが、

表紙絵は、そんな昭和な題名には合わない、
コートを着て、旅行バッグを持った二人の女性が
浜辺を歩いてるもの。


表紙絵通り、物語の舞台は、
イギリスの最西端そして最南端に近い、海辺の町、ペンザンス。

主人公は、いとこ同士。
さっちゃんは、離婚して間もない、
ちどりは、祖母の死から完全に立ち直れてない、
アラフォー女性ふたり。

そんなふたりが、ふたりがロンドンで待ち合わせ、
列車でシーズンオフの観光地へ。


さっちゃんにとっても居心地の良かった、
ちどりの祖母が営んでいたスナックみどりのように
この町でちどりと過ごした5日間は、
ちどりが主人のスナックちどり?

ふたりの女性が、傷を癒し、
新たな出発の前に英気を養った旅。


ロンドンからペンザンスへの途中にあるポースマスには、
列車で行ったことがあるので、また行きたくなりました。
そんな旅情感漂う、お話。

個人的には、『花のベッドでひるねして』よりも、
こっちの方が好きですね。

合格合格合格合格1/2