納得の
直木賞受賞作。
著者、初めての時代もの。
舞台は、戦国末期から徳川の時代にかけての石見銀山。
主人公は、親とはぐれ、銀山の坑道に迷い込み、
カリスマ的山師に拾われた少女。
才能はあるが、女ゆえに山に入れない主人公。
山で働く男たちは、銀の粉塵を吸い、長くは生きられない。
何が幸せなのか、
現代にも通じ、いろいろと考えさせる秀作。
読了日:2023年6月
納得の
直木賞受賞作。
著者、初めての時代もの。
舞台は、戦国末期から徳川の時代にかけての石見銀山。
主人公は、親とはぐれ、銀山の坑道に迷い込み、
カリスマ的山師に拾われた少女。
才能はあるが、女ゆえに山に入れない主人公。
山で働く男たちは、銀の粉塵を吸い、長くは生きられない。
何が幸せなのか、
現代にも通じ、いろいろと考えさせる秀作。
読了日:2023年6月
デビュー作で、
第68回江戸川乱歩賞を
選考委員満場一致で、史上最年少で受賞。
とくれば、手に取りたくなる。
でも、そこまで、面白いとは思わなかったなあ。
新宿鮫XII
新宿鮫XからXIまで、8年。
XIから、本作XIIまでは、3年。
大沢作品を代表するシリーズなので、
期待して読んだが、イマイチ作品に乗っていけず。
鮫島も、大人になったのか、丸くなったのか、魅力が。。。
犯人もちょっとなあ。。。
読了日:2023年5月
「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」ダブル受賞
その他にも、
本格ミステリ・ベスト10 2023 国内ランキング(原書房) 第2位
このミステリーがすごい! 2023年版 国内編(宝島社) 第4位
ミステリが読みたい! 2023年版 国内篇(早川書房) 第6位
ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 小説部門(KADOKAWA) 第7位
密室もの。
多くの先人たちが描いてきたこのテーマ。
それで、これだけの評価を得た、本作。
確かに、良く出来た作品。
ひねりが効いてます。
読了日:2023年5月
誉田哲也のデビュー作が、
2002年の↑
20年後の本作が、
「妖シリーズ」エピソード・ゼロ、
舞台は、江戸。
何故、今、感はあるが、
著者には、珍しい時代物。
読了日:2023年4月
このミステリーがすごい大賞、受賞作。
帯に、
ナイナイの、岡村さんのコメントが。
著者は、オールナイトニッポン他の構成作家、放送作家。
学生時代からだから、40年近い、経歴。
それだけに、うまいんだけど、
こなれた感じもして、新鮮さは、うすい。
アームチェアディテクティブ、安楽椅子探偵もの。
読了日:2023年3月
身構えてしまう、分厚さ、
本文、625ページ。
でも、意外とあっさり、一気読み。
第168回直木賞受賞作
第13回山田風太郎賞受賞作
舞台は、満州。
争いの歴史の中、描かれる、人々の生き様。
読了日:2023年3月
2023年版「このミステリーがすごい」海外部門
第一位。
そして、
英国推理作家協会賞最優秀長篇賞受賞作。
推理小説としてよりも、
まず、ひとつの物語、小説として良く出来た作品。
ひとりの少女の成長譚でもある。
著者は、イギリス生まれのイギリス育ち。
でも、本作の舞台は、アメリカ、
そして、アメリカだから、成立する設定であり、お話。
読了日:2023年2月