重い。
と言っても、作品のトーンが重いのではなく、
本そのものが重いんです。
作品本文だけで、855ページ、
しかも、2段組。
スペイン語の原語版も1100ページある作品。
当然、本の値段の重く(高く)、税抜き6600円。
消費税8%になれば、7000円を超える価格に。
書評を見て、読んでみたいと手にとった本ですが、
著者は、2003年に50歳で亡くなり、
遺作となった本書は、2004年に刊行されたもの。
10以上の言語に翻訳され、
英語版は、2008年には、全米批評協会賞を受賞。
本編は、5部からなり、
死期を悟った著者は、5部それぞれを1冊の本、計5冊の本として
刊行するよう指示し、亡くなったようだが、
死後、著者が指定した文学的問題に関する助言者によって、
1冊として刊行する方が、文学的価値に見合うとして、1冊として刊行。
まだ、1部を読了し、
2部に入ったばかりですが、
翻訳がこなれていることもあってか、
非常に読みやすい。
しかし、まだ読了まで、670ページあり、
読み進められるかどうか?
もう一つ興味深いのは、
作品が長いせいもあってか、翻訳を3人でやっていること。
編集者や校正者も含めたチームによる翻訳作業であるが、
訳者によって文体に変化がないかなども、
これから読み進めるにあたって、楽しみのひとつ。
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作品本文だけで、855ページ、
しかも、2段組。
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当然、本の値段の重く(高く)、税抜き6600円。
消費税8%になれば、7000円を超える価格に。
書評を見て、読んでみたいと手にとった本ですが、
著者は、2003年に50歳で亡くなり、
遺作となった本書は、2004年に刊行されたもの。
10以上の言語に翻訳され、
英語版は、2008年には、全米批評協会賞を受賞。
本編は、5部からなり、
死期を悟った著者は、5部それぞれを1冊の本、計5冊の本として
刊行するよう指示し、亡くなったようだが、
死後、著者が指定した文学的問題に関する助言者によって、
1冊として刊行する方が、文学的価値に見合うとして、1冊として刊行。
まだ、1部を読了し、
2部に入ったばかりですが、
翻訳がこなれていることもあってか、
非常に読みやすい。
しかし、まだ読了まで、670ページあり、
読み進められるかどうか?
もう一つ興味深いのは、
作品が長いせいもあってか、翻訳を3人でやっていること。
編集者や校正者も含めたチームによる翻訳作業であるが、
訳者によって文体に変化がないかなども、
これから読み進めるにあたって、楽しみのひとつ。